トラック1号車がA町からB町へ、B町からD町へ、トラック2号車がC町からD町へ荷物を輸送した際に、D町に残された荷物の合計量を表す式を選択する問題です。 A町から出発した荷物の量をA、B町から出発した荷物の量をB、C町から出発した荷物の量をC、D町に残った荷物の量をDとします。 トラック1号車はA町を出発しB町で$x\%$残して降ろし、B町を出発しD町で$z\%$残して降ろします。トラック2号車はC町を出発しD町で$y\%$残して降ろします。

応用数学文章問題割合数式表現輸送問題
2025/7/17

1. 問題の内容

トラック1号車がA町からB町へ、B町からD町へ、トラック2号車がC町からD町へ荷物を輸送した際に、D町に残された荷物の合計量を表す式を選択する問題です。
A町から出発した荷物の量をA、B町から出発した荷物の量をB、C町から出発した荷物の量をC、D町に残った荷物の量をDとします。
トラック1号車はA町を出発しB町でx%x\%残して降ろし、B町を出発しD町でz%z\%残して降ろします。トラック2号車はC町を出発しD町でy%y\%残して降ろします。

2. 解き方の手順

まず、トラック1号車がA町からB町を経由してD町に残す荷物の量を計算します。
A町を出発した荷物Aのうち、x%x\%がB町に残り、残りの(1x%)(1-x\%)がB町で降ろされます。
B町に残った荷物Ax%Ax\%のうち、z%z\%がD町に残ります。したがって、トラック1号車がD町に残す荷物の量は、Ax%z%A * x\% * z\%となります。問題文中のアの式に対応させるには、百分率を小数に変換する必要があることに注意してください。便宜上、x%,y%,z%x\%, y\%, z\%をそれぞれx100,y100,z100\frac{x}{100}, \frac{y}{100}, \frac{z}{100}と表すことにします。すると、トラック1号車がD町に残す荷物の量はAx100z100A * \frac{x}{100} * \frac{z}{100}となります。
次に、トラック2号車がC町からD町に残す荷物の量を計算します。
C町を出発した荷物Cのうち、y%y\%がD町に残ります。したがって、トラック2号車がD町に残す荷物の量は、Cy100C * \frac{y}{100}となります。
D町に残された荷物の合計量は、トラック1号車とトラック2号車が残した荷物の合計なので、D=Ax100z100+Cy100D = A * \frac{x}{100} * \frac{z}{100} + C * \frac{y}{100}となります。問題の選択肢と照らし合わせるため、問題の記号で百分率表記に戻すと、D=Axz+CyD = Axz + Cyとなります。
次に、選択肢イのD=Axy+CzD = Axy + Czについて検討します。
トラック1号車がD町にAxyAxy残すのはありえません。
トラック2号車がD町にCzCz残すのもありえません。
次に、選択肢ウのD=Bz+CyD = Bz + Cyについて検討します。
トラック1号車はB町に残された荷物BBからD町へzzの割合で運び、トラック2号車はC町からD町へyyの割合で運びます。
BはAとxの関数なので、B=AxB= Ax。この情報を反映させると、D=Axz+CyD = Axz + Cy
選択肢アと同じ結果が得られました。
次に、選択肢エのD=By+CzD = By + Czについて検討します。
トラック1号車はB町に残された荷物BBからD町へyyの割合で運び、トラック2号車はC町からD町へzzの割合で運びます。
これは問題文の条件と一致しません。
したがって、正しいのはアとウの式です。

3. 最終的な答え

C. アとウ

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