与えられた2つの直線 $y=x+4$ と $y=-2x+10$ のグラフに関する以下の問題を解きます。 (1) 直線 $y=-2x+10$ と $x$ 軸との交点Bと、$y$ 軸との交点Cの座標を求めます。 (2) 2直線の交点Dの座標を求めます。 (3) 三角形ABDの面積を求めます。 (4) 点Dを通り、傾き2の直線の方程式を求めます。 (5) (4)で求めた直線と $x$ 軸との交点をEとするとき、三角形AEDと三角形EBDの面積の比を求めます。

幾何学直線交点三角形の面積座標平面連立方程式
2025/4/3
## 回答

1. 問題の内容

与えられた2つの直線 y=x+4y=x+4y=2x+10y=-2x+10 のグラフに関する以下の問題を解きます。
(1) 直線 y=2x+10y=-2x+10xx 軸との交点Bと、yy 軸との交点Cの座標を求めます。
(2) 2直線の交点Dの座標を求めます。
(3) 三角形ABDの面積を求めます。
(4) 点Dを通り、傾き2の直線の方程式を求めます。
(5) (4)で求めた直線と xx 軸との交点をEとするとき、三角形AEDと三角形EBDの面積の比を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 点B, Cの座標を求める。
点Bは直線② y=2x+10y = -2x + 10xx 軸との交点なので、y=0y = 0 を代入すると、
0=2x+100 = -2x + 10
2x=102x = 10
x=5x = 5
よって、点Bの座標は (5,0)(5, 0)
点Cは直線② y=2x+10y = -2x + 10yy 軸との交点なので、x=0x = 0 を代入すると、
y=2(0)+10y = -2(0) + 10
y=10y = 10
よって、点Cの座標は (0,10)(0, 10)
(2) 点Dの座標を求める。
点Dは直線① y=x+4y = x + 4 と直線② y=2x+10y = -2x + 10 の交点なので、連立方程式を解きます。
y=x+4y = x + 4
y=2x+10y = -2x + 10
x+4=2x+10x + 4 = -2x + 10
3x=63x = 6
x=2x = 2
y=2+4=6y = 2 + 4 = 6
よって、点Dの座標は (2,6)(2, 6)
(3) ABD\triangle ABD の面積を求める。
まず、点Aの座標を求めます。点Aは直線① y=x+4y = x + 4xx 軸との交点なので、y=0y = 0 を代入すると、
0=x+40 = x + 4
x=4x = -4
よって、点Aの座標は (4,0)(-4, 0)
ABD\triangle ABD の底辺をABとすると、ABの長さは 5(4)=95 - (-4) = 9
高さは点Dのy座標である6。
したがって、ABD\triangle ABD の面積は、
12×9×6=27\frac{1}{2} \times 9 \times 6 = 27
(4) 点Dを通り、傾き2の直線の方程式を求める。
求める直線の方程式を y=2x+by = 2x + b とおき、点D (2,6)(2, 6) を通るので代入すると、
6=2(2)+b6 = 2(2) + b
6=4+b6 = 4 + b
b=2b = 2
よって、求める直線の方程式は y=2x+2y = 2x + 2
(5) 直線 y=2x+2y = 2x + 2xx 軸との交点をEとするとき、AED\triangle AEDEBD\triangle EBD の面積の比を求める。
点Eは直線 y=2x+2y = 2x + 2xx 軸との交点なので、y=0y = 0 を代入すると、
0=2x+20 = 2x + 2
2x=22x = -2
x=1x = -1
よって、点Eの座標は (1,0)(-1, 0)
AED\triangle AEDEBD\triangle EBD の面積の比は、底辺AEとEBの長さの比に等しい。
AEの長さは 1(4)=3-1 - (-4) = 3
EBの長さは 5(1)=65 - (-1) = 6
したがって、AED:EBD=3:6=1:2\triangle AED : \triangle EBD = 3 : 6 = 1 : 2

3. 最終的な答え

(1) B(5, 0), C(0, 10)
(2) D(2, 6)
(3) 27
(4) y=2x+2y = 2x + 2
(5) 1 : 2

「幾何学」の関連問題

図のような直方体の容器の容積を求める問題です。 容器の縦の長さは8m、横の長さは6m、高さは1mです。容積の単位は立方メートル($m^3$)で求めます。

直方体容積体積計算
2025/4/10

与えられた2つの立体の体積を求めます。各立体の辺の長さが図に示されています。

体積直方体立体の体積
2025/4/10

(2) 2つの直線 $(a-2)x + ay + 2 = 0$ と $x + (a-2)y + 1 = 0$ について、次の問いに答えます。 * ① この2つの直線が平行になるときの $a...

直線接線方程式平行垂直
2025/4/10

3点 O(0,0), A(5,-2), B(-1,4) が与えられたとき、以下のものを求める問題です。 (1) 直線ABの方程式 (2) 線分ABの長さ (3) 原点Oと直線ABの間の距離 (4) 三...

座標平面直線の方程式線分の長さ点と直線の距離三角形の面積
2025/4/10

xy平面上の点(5, -3)と直線 $3x - 2y - 8 = 0$ の距離を求める問題です。

点と直線の距離平面幾何
2025/4/10

三角形ABCにおいて、$AB = 2\sqrt{7}$, $CA = \sqrt{21}$, $\sin A = \frac{\sqrt{3}}{2}$であるとき、三角形ABCの面積を求めよ。

三角形面積三角比正弦定理
2025/4/10

(1) 一般角 $\theta$ に対して、$\sin \theta$ と $\cos \theta$ の定義を述べる。 (2) (1)で述べた定義に基づき、一般角 $\alpha, \beta$ に...

三角関数加法定理単位円座標平面
2025/4/10

1辺が1cmの立方体の積み木を組み合わせてできた立体がある。この立体の周り全体に白いペンキを塗ったとき、2つの面にペンキがついている積み木は何個あるかを求める問題です。

立方体体積表面積空間認識
2025/4/9

図に示された直角三角形において、$x$の値を求める問題です。直角三角形の2辺の長さがそれぞれ2と6で与えられており、$x$は斜辺の長さに相当します。

三平方の定理直角三角形平方根
2025/4/9

三角形ABCにおいて、AB=8, BC=7, CA=6である。角Aの二等分線と辺BCの交点をDとする。このとき、BDの長さを求めよ。

三角形角の二等分線幾何
2025/4/9