3点 O(0,0), A(5,-2), B(-1,4) が与えられたとき、以下のものを求める問題です。 (1) 直線ABの方程式 (2) 線分ABの長さ (3) 原点Oと直線ABの間の距離 (4) 三角形OABの面積

幾何学座標平面直線の方程式線分の長さ点と直線の距離三角形の面積
2025/4/10

1. 問題の内容

3点 O(0,0), A(5,-2), B(-1,4) が与えられたとき、以下のものを求める問題です。
(1) 直線ABの方程式
(2) 線分ABの長さ
(3) 原点Oと直線ABの間の距離
(4) 三角形OABの面積

2. 解き方の手順

(1) 直線ABの方程式
直線ABの傾きは、4(2)15=66=1\frac{4 - (-2)}{-1 - 5} = \frac{6}{-6} = -1
直線ABは点A(5,-2)を通るので、
y(2)=1(x5)y - (-2) = -1(x - 5)
y+2=x+5y + 2 = -x + 5
y=x+3y = -x + 3
よって、直線ABの方程式は、x+y3=0x + y - 3 = 0
(2) 線分ABの長さ
線分ABの長さは、
AB=(15)2+(4(2))2=(6)2+(6)2=36+36=72=62AB = \sqrt{(-1 - 5)^2 + (4 - (-2))^2} = \sqrt{(-6)^2 + (6)^2} = \sqrt{36 + 36} = \sqrt{72} = 6\sqrt{2}
(3) 原点Oと直線ABの間の距離
点(x1, y1)と直線ax + by + c = 0 の距離dは、
d=ax1+by1+ca2+b2d = \frac{|ax_1 + by_1 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
原点O(0,0)と直線x+y3=0x + y - 3 = 0の距離dは、
d=10+10312+12=32=32=322d = \frac{|1 \cdot 0 + 1 \cdot 0 - 3|}{\sqrt{1^2 + 1^2}} = \frac{|-3|}{\sqrt{2}} = \frac{3}{\sqrt{2}} = \frac{3\sqrt{2}}{2}
(4) 三角形OABの面積
三角形OABの面積は、
S=12x1y2x2y1S = \frac{1}{2} |x_1y_2 - x_2y_1|
S=1254(1)(2)=12202=1218=9S = \frac{1}{2} |5 \cdot 4 - (-1) \cdot (-2)| = \frac{1}{2} |20 - 2| = \frac{1}{2} |18| = 9

3. 最終的な答え

(1) 直線ABの方程式:x+y3=0x + y - 3 = 0
(2) 線分ABの長さ:626\sqrt{2}
(3) 原点Oと直線ABの間の距離:322\frac{3\sqrt{2}}{2}
(4) 三角形OABの面積:9

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