この問題はメネラウスの定理とチェバの定理を利用して解くことができます。
まず、三角形ABHに対して直線ECでメネラウスの定理を用いると、
EBAE⋅CHBC⋅IAHI=1 AB=15cmよりAE=32AB=10cm、EB=31AB=5cm。 AC=12cmよりCH=41AC=3cm、AH=43AC=9cmなので、BC=BH+HCだが、今のところ不明。 上記のメネラウスの定理に代入して、
510⋅3BC⋅IAHI=1 2⋅3BC⋅IAHI=1 IAHI=2BC3 次に、三角形ACHに対して直線BHでメネラウスの定理を用いると、
HCAH⋅BECB⋅IAEI=1 39⋅5CB⋅IEEI=1 3⋅5CB⋅IAEI=1 IAEI=3CB5 次に、点Aから直線BCへ下ろした垂線の足をKとする。
三角形ABCに対してチェバの定理を用いると、
EBAE⋅KCBK⋅FACF=1 この問題では、長さの比ではなく、線分の比なので、メネラウスの定理を用いる方が適切です。
改めて、三角形ABHに対して、直線ECでメネラウスの定理を適用します。
EBAE×IHBI×CAHC=1 510×IHBI×123=1 2×IHBI×41=1 IHBI=2 BHBI=32 したがって、BI=32BH=32×12=8 IH=BH−BI=12−8=4