四角形ABCDがあり、辺ADとBCを延長した交点をEとする。BC = 16cm, DA = 12cm, CE = DE = 4cm, △EDCの面積 = 6cm² のとき、以下の問いに答える。 (1) △ACDの面積を求める。 (2) 点Dを通り、対角線ACに平行な直線と線分BEの交点をFとするとき、線分CFの長さを求める。 (3) 四角形ABCDの面積を求める。
2025/4/3
## 問題17
1. 問題の内容
四角形ABCDがあり、辺ADとBCを延長した交点をEとする。BC = 16cm, DA = 12cm, CE = DE = 4cm, △EDCの面積 = 6cm² のとき、以下の問いに答える。
(1) △ACDの面積を求める。
(2) 点Dを通り、対角線ACに平行な直線と線分BEの交点をFとするとき、線分CFの長さを求める。
(3) 四角形ABCDの面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) △EDCと△EABは相似である。相似比はED:EA = 4:(4+12) = 4:16 = 1:4。面積比は相似比の2乗なので、△EDC:△EAB = 1:16。
△EDCの面積は6cm²なので、△EABの面積は6 * 16 = 96cm²。
△EBCの面積は△EAB - △ACD - △EDC = △EAB - △ABC
△EBCの面積は (1/2) * EC * BC = (1/2) * 4 * 16 = 32 cm²
△EACの面積は (4+12)*4/2 + △ACD
△EABの面積= △EBC + △ACD + △EAC
ここで、△EBC: △EAB= (4/16) ** 2=1/16
△ACD = x とおくと、△EAB = 96 = x + 30cm²
△EBCは1/4なので 32/96 = 1/3
△EAB:△EDCの面積比は、相似比の二乗に等しいので4^2=16倍
△ACDと△EABが相似であるから、CD/AB=ED/EA=EC/EB=1/4
面積比:△ECD/△EAB=1/16 → △EAB=6×16=96
△ECD/△EAD=EC/EA=1/4 → △EAD=6×4=24
△ECD/△EBC=DE/AE=1/4 → △EBC=6×4=24
四角形ABCD=96-(6+24)=66 cm²
△EBCの面積は 。△EADの面積は。
△EABの面積は。
△EDCの面積 。なので、。
したがって、。
△EABの面積は96なので、。
△ACDの面積は、 で求める。
とは相似である。
面積比は
であるから
ここで
したがって、四角形ABCDの面積は、
(2) 点Dを通りACに平行な直線を引くと、Eを通りACに平行な直線になる。DFとBEが交わる点をFとする。
線分CFの長さを求める。
3. 最終的な答え
(1) △ACDの面積: 24cm²
(2) CFの長さ: 計算中
(3) 四角形ABCDの面積: 66cm²