関数 $y = (x^2 - 3x + 1)^7$ の導関数 $\frac{dy}{dx}$ を求める。

解析学微分合成関数導関数
2025/7/17

1. 問題の内容

関数 y=(x23x+1)7y = (x^2 - 3x + 1)^7 の導関数 dydx\frac{dy}{dx} を求める。

2. 解き方の手順

合成関数の微分を利用する。
u=x23x+1u = x^2 - 3x + 1 とおくと、 y=u7y = u^7 となる。
連鎖律より、dydx=dydududx\frac{dy}{dx} = \frac{dy}{du} \cdot \frac{du}{dx}
まず、dydu\frac{dy}{du} を計算する。
dydu=ddu(u7)=7u6\frac{dy}{du} = \frac{d}{du}(u^7) = 7u^6
次に、dudx\frac{du}{dx} を計算する。
dudx=ddx(x23x+1)=2x3\frac{du}{dx} = \frac{d}{dx}(x^2 - 3x + 1) = 2x - 3
したがって、
dydx=7u6(2x3)=7(x23x+1)6(2x3)\frac{dy}{dx} = 7u^6 \cdot (2x - 3) = 7(x^2 - 3x + 1)^6 (2x - 3)

3. 最終的な答え

dydx=7(2x3)(x23x+1)6\frac{dy}{dx} = 7(2x-3)(x^2-3x+1)^6

「解析学」の関連問題

問題は2つあります。 (1) 最大値・最小値の定理を述べる。 (2) 関数 $f(x)$ が開区間$(0, 1)$で連続であるとき、この関数に最大値や最小値が存在するかどうかを答える。

最大値最小値最大値・最小値の定理連続関数開区間
2025/7/17

(1) 関数 $f(x) = \frac{1}{\alpha x + \beta}$ (ただし $\alpha, \beta > 0$) をマクローリン展開したときの係数 $a_0, a_1, a_2...

マクローリン展開テイラー展開微分関数
2025/7/17

関数 $f(x) = \frac{1}{\alpha x + \beta}$ (ただし、$\alpha, \beta > 0$)のマクローリン展開 $f(x) = a_0 + a_1x + a_2x^...

マクローリン展開テイラー展開導関数数学的帰納法
2025/7/17

(1) 関数 $f(x) = \frac{1}{\alpha x + \beta}$ (ただし、$\alpha, \beta > 0$) のマクローリン展開 $f(x) = a_0 + a_1x + ...

マクローリン展開導関数テイラー展開
2025/7/17

問題は2つあります。 (1) 時刻 $t$ における物体の位置が $x(t) = \cos(t^2)$ で与えられているとき、速度と加速度を求めよ。 (2) 時刻 $t$ における中心角が $\the...

微分速度加速度円運動三角関数
2025/7/17

$u = \theta + \log r$, $x = r^2 \cos \theta$, $y = r \sin \theta$ が与えられたとき、以下の問題を解く。 (1) $(r, \theta...

偏微分ヤコビアン合成関数の偏微分
2025/7/17

与えられた数式 $y = \frac{\sin^2{x}}{1 + \cos{x}}$ を簡略化すること。

三角関数恒等式簡略化因数分解
2025/7/17

関数 $y = \frac{\cos 2x}{1 + \sin^2 x}$ を簡略化する。

三角関数関数の簡略化倍角の公式
2025/7/17

関数 $y = \sin(\tan 2x)$ の導関数 $dy/dx$ を求めます。

微分導関数合成関数三角関数
2025/7/17

与えられた関数 $y = \tan(2x+1)$ の導関数 $y'$ を求めます。

微分導関数三角関数合成関数
2025/7/17