与えられた2つの直線が、それぞれ平行、垂直のいずれの関係にあるかを判定する問題です。具体的には、以下の4組の直線について判定します。 (1) $y=4x+1$, $y=4x-3$ (2) $y=3x-1$, $x+3y+2=0$ (3) $2x+3y=3$, $4x+6y=5$ (4) $3x+4y=2$, $4x-3y=1$

幾何学直線傾き平行垂直
2025/7/17

1. 問題の内容

与えられた2つの直線が、それぞれ平行、垂直のいずれの関係にあるかを判定する問題です。具体的には、以下の4組の直線について判定します。
(1) y=4x+1y=4x+1, y=4x3y=4x-3
(2) y=3x1y=3x-1, x+3y+2=0x+3y+2=0
(3) 2x+3y=32x+3y=3, 4x+6y=54x+6y=5
(4) 3x+4y=23x+4y=2, 4x3y=14x-3y=1

2. 解き方の手順

直線の傾きを比較することで、平行・垂直の関係を判定します。
* **平行**: 2直線の傾きが等しい (m1=m2m_1 = m_2)
* **垂直**: 2直線の傾きの積が-1 (m1m2=1m_1 m_2 = -1)
まず、各直線を y=mx+ny = mx + n の形に変形し、傾き mm を求めます。
(1) y=4x+1y = 4x + 1, y=4x3y = 4x - 3
それぞれの傾きは m1=4m_1 = 4m2=4m_2 = 4 です。
m1=m2m_1 = m_2 なので、平行です。
(2) y=3x1y = 3x - 1, x+3y+2=0x + 3y + 2 = 0
1つ目の直線の傾きは m1=3m_1 = 3 です。
2つ目の直線を変形すると 3y=x23y = -x - 2 より y=13x23y = -\frac{1}{3}x - \frac{2}{3} なので、傾きは m2=13m_2 = -\frac{1}{3} です。
m1m2=3×(13)=1m_1 m_2 = 3 \times (-\frac{1}{3}) = -1 なので、垂直です。
(3) 2x+3y=32x + 3y = 3, 4x+6y=54x + 6y = 5
1つ目の直線を変形すると 3y=2x+33y = -2x + 3 より y=23x+1y = -\frac{2}{3}x + 1 なので、傾きは m1=23m_1 = -\frac{2}{3} です。
2つ目の直線を変形すると 6y=4x+56y = -4x + 5 より y=23x+56y = -\frac{2}{3}x + \frac{5}{6} なので、傾きは m2=23m_2 = -\frac{2}{3} です。
m1=m2m_1 = m_2 なので、平行です。
(4) 3x+4y=23x + 4y = 2, 4x3y=14x - 3y = 1
1つ目の直線を変形すると 4y=3x+24y = -3x + 2 より y=34x+12y = -\frac{3}{4}x + \frac{1}{2} なので、傾きは m1=34m_1 = -\frac{3}{4} です。
2つ目の直線を変形すると 3y=4x13y = 4x - 1 より y=43x13y = \frac{4}{3}x - \frac{1}{3} なので、傾きは m2=43m_2 = \frac{4}{3} です。
m1m2=(34)×(43)=1m_1 m_2 = (-\frac{3}{4}) \times (\frac{4}{3}) = -1 なので、垂直です。

3. 最終的な答え

(1) 平行
(2) 垂直
(3) 平行
(4) 垂直

「幾何学」の関連問題

点A(3, -1)を通り、直線 $3x + 2y + 1 = 0$ に垂直な直線と、平行な直線のそれぞれの方程式を求める。

直線方程式傾き垂直平行
2025/7/17

与えられた2点を通る直線の方程式を求める問題です。4つの問題があります。 (1) (3, 2), (5, 6) (2) (-1, 4), (2, -2) (3) (2, -1), (1, -1) (4...

直線直線の方程式座標平面
2025/7/17

点 $(x_1, y_1)$ を通り、傾きが $m$ の直線の方程式を求める。 与えられた情報から、直線の方程式は $y = mx + n$ と表され、この直線が点 $(x_1, y_1)$ を通る。

直線の方程式幾何学傾き
2025/7/17

練習6の4つの問題について、与えられた2点間の距離を求める問題です。 (1) A(1, 2), B(4, 6) (2) A(-3, 1), B(2, -4) (3) A(5, -2), B(3, -2...

距離座標平面三平方の定理
2025/7/17

2点A(4), B(8)を結ぶ線分ABについて、以下の点の座標を求めます。 (1) 3:2に内分する点C (2) 3:1に外分する点D (3) 2:3に外分する点E (4) 中点M

線分内分点外分点中点座標
2025/7/17

問題は、線分ABを3:1に内分する点P、3:1に外分する点Q、3:7に外分する点Rを数直線上に図示することです。

線分内分外分数直線
2025/7/17

問題は、数直線上の2点 A(4) と B(8) が与えられたとき、線分 AB を指定された比で内分または外分する点の座標を求めるものです。 (1) 3:2 に内分する点 C の座標 (2) 3:1 に...

線分内分点外分点座標中点
2025/7/17

加法定理を用いて、$\cos(\frac{3}{4}\pi)$ の値を求める問題です。

三角関数加法定理cos角度
2025/7/17

四面体ABCDにおいて、$AB=AC=AD=3$、$BC=CD=DB=\sqrt{3}$のとき、この四面体の体積を求めよ。

四面体体積空間図形三平方の定理正三角形外心
2025/7/17

$xy$ 平面上に3点 $O(0, 0)$, $A(-1, -2)$, $B(1, -2)$ がある。線分 $OA$ を $(1-\alpha) : \alpha$ の比に分ける点を $P$, 線分 ...

ベクトル内分点領域
2025/7/17