まず、マフィンをx個、クッキーをy個販売するとする。与えられた材料の制約条件を不等式で表す。 * ホットケーキミックスの制約:マフィン1個あたり25/6g、クッキー1個あたり30/20=3/2g必要なので、25/6x+3/2y≤120×150=18000。これを整理すると、25x+9y≤108000。 * 砂糖の制約:マフィン1個あたり50/6g、クッキー1個あたり40/20=2g必要なので、50/6x+2y≤5000。これを整理すると、25x+6y≤15000。 * バターの制約:マフィン1個あたり45/6g、クッキー1個あたり50/20=5/2g必要なので、45/6x+5/2y≤6000。これを整理すると、15x+5y≤12000。さらに簡略化して、3x+y≤2400。 x≥0, y≥0も考慮する。 目的関数は、売上を最大化することなので、100x+100y=100(x+y)を最大化する。つまり、x+yを最大化する。 制約条件をグラフに描き、実行可能領域を求める。実行可能領域の頂点の座標を計算し、x+yを最大にする頂点を求める。 3つの制約式をそれぞれ変形する。
25x+9y=108000 25x+6y=15000 3x+y=2400 25x+6y=15000と3x+y=2400の交点を求める。 y=2400−3xを25x+6y=15000に代入する。 25x+6(2400−3x)=15000 25x+14400−18x=15000 x=600/7≈85.7 y=2400−3(600/7)=2400−1800/7=(16800−1800)/7=15000/7≈2142.9 25x+9y=108000と3x+y=2400の交点を求める。 y=2400−3xを25x+9y=108000に代入する。 25x+9(2400−3x)=108000 25x+21600−27x=108000 −2x=86400 x=−43200 (不適) 25x+9y=108000と25x+6y=15000の交点を求める。 2式の差をとると、3y=93000なので、y=31000。 25x+6(31000)=15000 25x+186000=15000 25x=−171000 x=−6840 (不適) 制約条件を満たす整数解を考える。
頂点の候補は、(0, 0), (85.7, 2142.9)など。
3x+y≤2400より、y≤2400−3xなので、xが大きくなるとyは小さくなる。 25x+6y≤15000 3x+y≤2400 x=0のとき、6y≤15000より、y≤2500、y≤2400なので、y=2400。 y=0のとき、25x≤15000より、x≤600、3x≤2400より、x≤800なので、x=600。 境界上の整数点をいくつか試す。
(600, 0)のとき、ホットケーキミックスは、25/6×600=2500g、砂糖は50/6×600=5000g、バターは45/6×600=4500g使う。 (0, 2400)のとき、ホットケーキミックスは、3/2×2400=3600g、砂糖は2×2400=4800g、バターは5/2×2400=6000g使う。 (86, 2142)のとき、x+y=2228 (600, 0)のとき、x+y=600 (0, 2400)のとき、x+y=2400 2400になる組み合わせを探す。
3x+y≤2400 25x+6y≤15000 25x+9y≤108000