A, B, C, D, E は 1 から 5 までの異なる整数であり、以下の関係を満たす。 \begin{align*} A &> B \times 2 \\ D &= C \times 2 \\ C + E &= A \end{align*} A から E に当てはまる数を求めよ。

その他論理パズル数当てパズル順序問題
2025/7/18
## 問題の解答
### 3 (1)

1. 問題の内容

A, B, C, D, E は 1 から 5 までの異なる整数であり、以下の関係を満たす。
\begin{align*}
A &> B \times 2 \\
D &= C \times 2 \\
C + E &= A
\end{align*}
A から E に当てはまる数を求めよ。

2. 解き方の手順

* A>B×2A > B \times 2 より、AA は 3, 4, 5 のいずれかである。
* D=C×2D = C \times 2 より、C は 1 または 2 である。D は 2 または 4 である。
* C+E=AC + E = A より、A>CA > C である。
* もし C = 1 ならば、D = 2 であり、1+E=A1 + E = A である。A は 3, 4, 5 のいずれかであり、E は 2, 3, 4 のいずれかである。しかし、D = 2 なので E は 3, 4, 5 のいずれかになる。
* もし C = 2 ならば、D = 4 であり、2+E=A2 + E = A である。A は 3, 4, 5 のいずれかであり、E は 1, 2, 3 のいずれかである。しかし、C = 2 なので E は 1, 3 のいずれかになる。
* A>B×2A > B \times 2 なので、A=5A = 5 の場合を考える。B=1,C=2,D=4B = 1, C = 2, D = 4 であり、E=AC=52=3E = A - C = 5 - 2 = 3 となる。これらはすべて異なる数字なので、条件を満たす。

3. 最終的な答え

A = 5, B = 1, C = 2, D = 4, E = 3
### 3 (2)

1. 問題の内容

A, B, C, D, E, F は 1 から 9 までの異なる整数であり、以下の関係を満たす。C は 6 ではない。
\begin{align*}
B + D &= A \\
A \times A &= F \\
B \times D &= D \\
C + D &= D \times E
\end{align*}
A から F に当てはまる数を求めよ。

2. 解き方の手順

* B×D=DB \times D = D より、B=1B = 1 である。(DD が 0 でないため)
* B+D=AB + D = A より、1+D=A1 + D = A である。
* A×A=FA \times A = F より、FFAA の2乗である。
* C+D=D×EC + D = D \times E より、C=D(E1)C = D(E-1) となる。
* 1+D=A1 + D = A より、AA は 2 から 9 のいずれかである。
* A=2A = 2 のとき F=4F = 4、D=1となるがB=1B=1なので不適。
* A=3A = 3 のとき F=9F = 9、D=2となる。C=2(E1)C = 2(E-1) となる。CCは2ではないので、E1E-1は2以上の整数。E=3E=3のとき、C=4C = 4となる。
A = 3, B = 1, C = 4, D = 2, E = 3, F = 9 だが A=E なので不適
* A=4A = 4 のとき F=16F = 16 となり、Fは1から9の整数ではないので不適。
* A=5A = 5 のとき F=25F = 25 となり、Fは1から9の整数ではないので不適。
* A=6A = 6 のとき F=36F = 36 となり、Fは1から9の整数ではないので不適。
* A=7A = 7 のとき F=49F = 49 となり、Fは1から9の整数ではないので不適。
* A=8A = 8 のとき F=64F = 64 となり、Fは1から9の整数ではないので不適。
* A=9A = 9 のとき F=81F = 81 となり、Fは1から9の整数ではないので不適。
* D=3D = 3 の場合を考えると A=4A=4F=16F=16となり不適。
* D=4D = 4 の場合を考えると A=5A=5F=25F=25となり不適。
* D=5D = 5 の場合を考えると A=6A=6F=36F=36となり不適。
* D=7D = 7 の場合を考えると A=8A=8F=64F=64となり不適。
* D=8D = 8 の場合を考えると A=9A=9F=81F=81となり不適。
* D=2だとC = 2(E-1)なのでCは偶数。
* C=4だと E = 3
* C=8だと E = 5
* D=3だとC = 3(E-1)
* D=4だとC = 4(E-1)
* D=5だとC = 5(E-1)
* D=7だとC = 7(E-1)
* D=8だとC = 8(E-1)
もう一度見直して、D×E=C+DD \times E = C + DD(E1)=CD(E-1) = C として DD に注目して探索してみる。
D=2D=2 なら 2(E1)=C2(E-1) = C である。A=3,F=9,B=1A = 3, F = 9, B=1なので、C,EC, E4,5,7,84,5,7,8 のいずれか。
もし、C=4C = 4なら E1=2E-1 = 2, E=3E=3となり不適。
もし、C=5C = 5なら E1=2.5E-1 = 2.5となり不適。
もし、C=7C = 7なら E1=3.5E-1 = 3.5となり不適。
もし、C=8C = 8なら E1=4E-1 = 4, E=5E=5となる。
したがって A = 3, B = 1, C = 8, D = 2, E = 5, F = 9 が一つの解である。

3. 最終的な答え

A = 3, B = 1, C = 8, D = 2, E = 5, F = 9
### 4 (1)

1. 問題の内容

A, B, C, D, E の 5 人が 1 列に並んでいる。A と C は両端に並び、A は B の隣に並び、E は C の隣に並ばない。D の両隣は誰と誰か。

2. 解き方の手順

* A と C は両端にいるので、並び方は A _ _ _ C か C _ _ _ A である。
* A は B の隣にいるので、並び方は AB _ _ C か C _ _ BA である。または、A は端なので BA _ _ C か C _ _ AB となる。
* E は C の隣に並ばないので、C _ _ AB の場合、並び方は CDEA B と CBDEA となる。
* CBDEAは条件を満たす。C B D E A
* C E D A B なら E は Cの隣なので条件を満たさない。
* C _ _ AB の場合,並び方は C _ _ AB となる。EがCの隣でないので、CEDABはありえない。CDEABだとDの両隣はE,A。
* Dの両隣がBとE。CBDEA

3. 最終的な答え

(B と E)
### 4 (2)

1. 問題の内容

A, B, C, D, E, F の 6 人の身長について、以下の情報が与えられている。
* A は B より高い。
* C は D より低い。
* E は F より高い。
* D は A より低い。
* B は C より高い。
* A は F より低い。
身長が一番高い人と一番低い人は誰か。
A から F の身長の順位を決めるとき、もう 1 つ誰と誰の身長を比べれば順位が決定できるか。

2. 解き方の手順

* 与えられた情報を整理する。
* A > B
* C < D
* E > F
* D < A
* B > C
* A < F
* これらの情報から、身長の順位を一部決定できる。
* F > A > B > C
* D < A
* C < D
* 上記をまとめると
* F > A > B > C
* A > D > C
* F > A > B > C かつ A > D > C なので、F > A > B > C, D である。しかし、A と D のどちらが高いかはわかっていて、A > D。なので F > A > B > D > C となる。
* 一番高いのは E である可能性が高い。E,F以外の5人の順位はF > A > B > D > C
* 一番低いのは C。
* もし E > F であれば、E > F > A > B > D > C となり、順位がすべて決まる。

3. 最終的な答え

* 身長が一番高い人:E、一番低い人:C
* 比べるべき人:E と F

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