集合 $P = \{x | -5 < x < 5\}$ と $Q = \{x | x < 5\}$ について、$P$ と $Q$ の包含関係および、$-5 < x < 5$ が $x < 5$ であるための条件を答える問題です。

代数学集合包含関係条件不等式
2025/7/18

1. 問題の内容

集合 P={x5<x<5}P = \{x | -5 < x < 5\}Q={xx<5}Q = \{x | x < 5\} について、PPQQ の包含関係および、5<x<5-5 < x < 5x<5x < 5 であるための条件を答える問題です。

2. 解き方の手順

まず、集合 PPQQ の包含関係を考えます。
集合 PP5<x<5-5 < x < 5 を満たす xx の集合であり、集合 QQx<5x < 5 を満たす xx の集合です。
PP の要素はすべて QQ の要素ですが、QQ の要素は必ずしも PP の要素ではありません (例えば、x=6x = -6QQ の要素ですが、PP の要素ではありません)。
したがって、PQP \subset Q となります。
次に、5<x<5-5 < x < 5x<5x < 5 であるための条件を考えます。
5<x<5-5 < x < 5x<5x < 5 であるための十分条件です。なぜなら、5<x<5-5 < x < 5 が成り立つならば、x<5x < 5 は必ず成り立つからです。
しかし、5<x<5-5 < x < 5x<5x < 5 であるための必要条件ではありません。なぜなら、x<5x < 5 が成り立っていても、5<x<5-5 < x < 5 が必ずしも成り立つとは限らないからです (例えば、x=6x = -6 のとき、x<5x < 5 は成り立ちますが、5<x<5-5 < x < 5 は成り立ちません)。
したがって、5<x<5-5 < x < 5x<5x < 5 であるための十分条件です。

3. 最終的な答え

PQP \subset Q である。
5<x<5-5 < x < 5x<5x < 5 であるための十分条件である。

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