問題は、与えられた命題について、その対偶を述べ、元の命題と対偶の真偽を調べることです。 (1) $n$ は3の倍数 $\Rightarrow$ $n$ は9の倍数 (2) $mn$ は奇数 $\Rightarrow$ $m$, $n$ はともに奇数

その他命題対偶真偽倍数整数
2025/7/19

1. 問題の内容

問題は、与えられた命題について、その対偶を述べ、元の命題と対偶の真偽を調べることです。
(1) nn は3の倍数 \Rightarrow nn は9の倍数
(2) mnmn は奇数 \Rightarrow mm, nn はともに奇数

2. 解き方の手順

(1)
- 対偶を述べる: 与えられた命題の対偶は、「nn が9の倍数でない \Rightarrow nn は3の倍数でない」です。
- 元の命題の真偽: n=6n=6 は3の倍数ですが、9の倍数ではありません。したがって、元の命題は偽です。
- 対偶の真偽: n=10n=10 は9の倍数ではありませんが、3の倍数ではありません。しかし、n=10n=10は3の倍数でもありません。n=10n=10は3で割ると1余ります。したがってnnが9の倍数でないとき、nnは3の倍数でないとは限りません。したがって、対偶も偽です。
(2)
- 対偶を述べる: 与えられた命題の対偶は、「mm, nn がともに奇数でない \Rightarrow mnmn は奇数でない」です。これは、「mm または nn が偶数 \Rightarrow mnmn は偶数」と同値です。
- 元の命題の真偽: mnmnが奇数ならば、mmnnも奇数でなければなりません。もしmmまたはnnが偶数なら、mnmnも偶数になります。したがって、元の命題は真です。
- 対偶の真偽: mmまたはnnが偶数なら、mnmnは偶数になります。したがって、対偶も真です。

3. 最終的な答え

(1)
- 対偶: nn は9の倍数でない \Rightarrow nn は3の倍数でない
- 元の命題: 偽
- 対偶: 偽
(2)
- 対偶: mm または nn が偶数 \Rightarrow mnmn は偶数
- 元の命題: 真
- 対偶: 真

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