線分AB上に、指定された比で内分または外分する点P, Q, R, Sの位置を求める問題です。具体的には、 (1) 線分ABを3:5に内分する点P (2) 線分ABを3:5に外分する点Q (3) 線分ABを5:3に内分する点R (4) 線分ABを5:3に外分する点S の位置を線分上に示すことが求められています。

幾何学線分内分点外分点座標
2025/7/19

1. 問題の内容

線分AB上に、指定された比で内分または外分する点P, Q, R, Sの位置を求める問題です。具体的には、
(1) 線分ABを3:5に内分する点P
(2) 線分ABを3:5に外分する点Q
(3) 線分ABを5:3に内分する点R
(4) 線分ABを5:3に外分する点S
の位置を線分上に示すことが求められています。

2. 解き方の手順

ここでは、図が示す目盛りの数を数えて、各点を求めます。線分ABの長さを基準にして考えます。線分ABの長さをllとします。図からl=8l=8と数えられます。
(1) 線分ABを3:5に内分する点P
点Pは、線分ABを3:5に分割する点なので、線分APの長さは全体の33+5=38\frac{3}{3+5} = \frac{3}{8}です。
線分APの長さは、38l=38×8=3\frac{3}{8} l = \frac{3}{8} \times 8 = 3となります。したがって、点Aから3目盛りの位置に点Pがあります。
(2) 線分ABを3:5に外分する点Q
点Qは、線分ABを3:5に外分する点なので、線分AQ : BQ = 3 : 5となります。
線分AQの長さを3k、線分BQの長さを5kとすると、線分ABの長さは、5k3k=2k5k - 3k = 2kとなります。
線分ABの長さは8なので、2k=82k = 8となり、k=4k = 4です。
線分AQの長さは3k=3×4=123k = 3 \times 4 = 12となります。したがって、点Aから左に12目盛りの位置に点Qがあります。
(3) 線分ABを5:3に内分する点R
点Rは、線分ABを5:3に分割する点なので、線分ARの長さは全体の55+3=58\frac{5}{5+3} = \frac{5}{8}です。
線分ARの長さは、58l=58×8=5\frac{5}{8} l = \frac{5}{8} \times 8 = 5となります。したがって、点Aから5目盛りの位置に点Rがあります。
(4) 線分ABを5:3に外分する点S
点Sは、線分ABを5:3に外分する点なので、線分AS : BS = 5 : 3となります。
線分ASの長さを5k、線分BSの長さを3kとすると、線分ABの長さは、5k3k=2k5k - 3k = 2kとなります。
線分ABの長さは8なので、2k=82k = 8となり、k=4k = 4です。
線分ASの長さは5k=5×4=205k = 5 \times 4 = 20となります。したがって、点Aから右に20目盛りの位置に点Sがあります。

3. 最終的な答え

(1) 点Pは点Aから右に3目盛りの位置
(2) 点Qは点Aから左に12目盛りの位置
(3) 点Rは点Aから右に5目盛りの位置
(4) 点Sは点Aから右に20目盛りの位置

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