AとBという2つのサイコロを同時に投げたとき、Aの目がBの目の2倍よりも小さくなる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率サイコロ場合の数
2025/7/20

1. 問題の内容

AとBという2つのサイコロを同時に投げたとき、Aの目がBの目の2倍よりも小さくなる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、サイコロの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りあります。次に、Aの目がBの目の2倍より小さくなる場合を数えます。Aの目を aa, Bの目を bb とすると、a<2ba < 2b となる場合を考えます。
* b=1b = 1 のとき、a<2a < 2 なので、a=1a = 1 の1通り
* b=2b = 2 のとき、a<4a < 4 なので、a=1,2,3a = 1, 2, 3 の3通り
* b=3b = 3 のとき、a<6a < 6 なので、a=1,2,3,4,5a = 1, 2, 3, 4, 5 の5通り
* b=4b = 4 のとき、a<8a < 8 なので、a=1,2,3,4,5,6a = 1, 2, 3, 4, 5, 6 の6通り
* b=5b = 5 のとき、a<10a < 10 なので、a=1,2,3,4,5,6a = 1, 2, 3, 4, 5, 6 の6通り
* b=6b = 6 のとき、a<12a < 12 なので、a=1,2,3,4,5,6a = 1, 2, 3, 4, 5, 6 の6通り
したがって、a<2ba < 2b となる場合の数は、
1+3+5+6+6+6=271 + 3 + 5 + 6 + 6 + 6 = 27 通りです。
求める確率は、
Aの目がBの目の2倍より小さくなる場合の数サイコロの目の出方の総数\frac{\text{Aの目がBの目の2倍より小さくなる場合の数}}{\text{サイコロの目の出方の総数}}
で計算できます。

3. 最終的な答え

2736=34\frac{27}{36} = \frac{3}{4}
したがって、求める確率は 34\frac{3}{4} です。

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