10種類の玉を、Aに7個、Bに2個、Cに1個とグループ分けする方法が何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学組み合わせ場合の数順列組合せ
2025/7/25

1. 問題の内容

10種類の玉を、Aに7個、Bに2個、Cに1個とグループ分けする方法が何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、10個の玉からAに入れる7個を選ぶ組み合わせを考えます。これは、組み合わせの記号を用いて 10C7{}_{10}C_7 と表されます。
次に、残った3個の玉からBに入れる2個を選ぶ組み合わせを考えます。これは 3C2{}_3C_2 と表されます。
最後に、残った1個の玉はCに入れるので、これは 1C1{}_1C_1 と表されます。
したがって、全体の組み合わせの数は、これらの組み合わせの積で計算できます。
10C7=10!7!3!=10×9×83×2×1=10×3×4=120{}_{10}C_7 = \frac{10!}{7!3!} = \frac{10 \times 9 \times 8}{3 \times 2 \times 1} = 10 \times 3 \times 4 = 120
3C2=3!2!1!=3×22×1=3{}_3C_2 = \frac{3!}{2!1!} = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3
1C1=1!1!0!=1{}_1C_1 = \frac{1!}{1!0!} = 1
全体の組み合わせの数は 120×3×1=360120 \times 3 \times 1 = 360 通りです。

3. 最終的な答え

360通り

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