問題[5]:方程式 $|x+2| = 5$ を解く問題です。 問題[6]:実数 $m, n$ に対して、$mn = 0$ であることは、$m=0$ であるためのどのような条件かを、選択肢から選ぶ問題です。

代数学絶対値方程式必要条件十分条件命題
2025/7/20

1. 問題の内容

問題[5]:方程式 x+2=5|x+2| = 5 を解く問題です。
問題[6]:実数 m,nm, n に対して、mn=0mn = 0 であることは、m=0m=0 であるためのどのような条件かを、選択肢から選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

問題[5]:
絶対値記号を外すために、場合分けをします。
(i) x+20x+2 \ge 0 のとき、 x+2=x+2|x+2| = x+2 なので、
x+2=5x+2 = 5
x=3x = 3
このとき、x+2=3+2=50x+2 = 3+2 = 5 \ge 0 を満たすので、x=3x = 3 は解です。
(ii) x+2<0x+2 < 0 のとき、 x+2=(x+2)|x+2| = -(x+2) なので、
(x+2)=5-(x+2) = 5
x2=5-x-2 = 5
x=7-x = 7
x=7x = -7
このとき、x+2=7+2=5<0x+2 = -7+2 = -5 < 0 を満たすので、x=7x = -7 は解です。
したがって、解は x=3,7x = 3, -7 です。
問題[6]:
命題「mn=0    m=0mn = 0 \implies m=0」の真偽を考えます。mn=0mn = 0 であっても、n=0n=0 かつ m0m \neq 0 の場合があるので、この命題は偽です。よって、mn=0mn=0m=0m=0 であるための十分条件ではありません。
命題「m=0    mn=0m = 0 \implies mn = 0」の真偽を考えます。m=0m = 0 ならば、mn=0mn = 0 が成り立ちます。よって、mn=0mn=0m=0m=0 であるための必要条件です。
したがって、mn=0mn = 0 であることは、m=0m=0 であるための必要条件であるが十分条件ではありません。答えは選択肢②です。

3. 最終的な答え

問題[5]:
x = -7, 3
問題[6]:
2

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