2つの関数 $y = x - 2$ と $y = \frac{1}{2}x + 4$ のグラフに関する問題です。 (1) 2直線の交点Aの座標を求めます。 (2) 点C (x座標が4で $y = \frac{1}{2}x + 4$ 上にある点) を通り、直線 $y = x - 2$ に平行な直線CDの式を求めます。 (3) 線分AB上に点Pをとり、直線CPが四角形CDBAの面積を二等分するようにします。このとき、点Pの座標を求めます。

幾何学一次関数グラフ交点平行台形面積
2025/7/20

1. 問題の内容

2つの関数 y=x2y = x - 2y=12x+4y = \frac{1}{2}x + 4 のグラフに関する問題です。
(1) 2直線の交点Aの座標を求めます。
(2) 点C (x座標が4で y=12x+4y = \frac{1}{2}x + 4 上にある点) を通り、直線 y=x2y = x - 2 に平行な直線CDの式を求めます。
(3) 線分AB上に点Pをとり、直線CPが四角形CDBAの面積を二等分するようにします。このとき、点Pの座標を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 点Aの座標を求める。
2つの直線の交点の座標は、連立方程式を解くことで求められます。
y=x2y = x - 2
y=12x+4y = \frac{1}{2}x + 4
これらを連立させて解きます。
x2=12x+4x - 2 = \frac{1}{2}x + 4
12x=6\frac{1}{2}x = 6
x=12x = 12
y=122=10y = 12 - 2 = 10
したがって、点Aの座標は (12,10)(12, 10) です。
(2) 直線CDの式を求める。
点Cは y=12x+4y = \frac{1}{2}x + 4 上にあり、x=4x = 4 なので、
y=12(4)+4=2+4=6y = \frac{1}{2}(4) + 4 = 2 + 4 = 6
よって、点Cの座標は (4,6)(4, 6) です。
直線CDは、y=x2y = x - 2 に平行なので、傾きは1です。したがって、直線CDの式は y=x+by = x + b と表せます。点C (4,6)(4, 6) を通るので、
6=4+b6 = 4 + b
b=2b = 2
したがって、直線CDの式は y=x+2y = x + 2 です。
(3) 点Pの座標を求める。
点Bは直線 y=x2y = x - 2yy 軸との交点なので、x=0x = 0 を代入すると y=02=2y = 0 - 2 = -2。点Bの座標は (0,2)(0, -2) です。
直線ABの式は、2点A (12,10)(12, 10) と B (0,2)(0, -2) を通る直線なので、
傾きは 10(2)120=1212=1\frac{10 - (-2)}{12 - 0} = \frac{12}{12} = 1
y切片は -2 なので、直線ABの式は y=x2y = x - 2 です。
点Dは直線CD (y=x+2y = x + 2) と yy軸との交点なので、x=0x = 0 を代入すると y=0+2=2y = 0 + 2 = 2。点Dの座標は (0,2)(0, 2) です。
四角形CDBAの面積を求めます。四角形CDBAは台形であり、上底はDB, 下底はCA, 高さはxx座標の差です。
DB=2(2)=4DB = 2 - (-2) = 4
CA=124=8CA = 12 - 4 = 8
CACAyy座標の差は、106=410 - 6 = 4
台形の高さはAとCのxx座標の差なので、124=812-4 = 8
台形CDBAの面積は 12(DB+CA)h\frac{1}{2} (DB + CA)*h
DB=2(2)=4DB=2-(-2) = 4
CA=10(12(12)+4)=1010=0CA= 10 - (\frac{1}{2}(12) + 4) = 10-10 = 0
台形CDABの面積 = (上底+下底)*高さ/2 = (DB+AC) * h /2
P(x,x2)P(x, x-2)とする。点Pは線分AB上にあるので、x2x-2
三角形CDPの面積 = 台形CDABの面積/2
P,Cのxx座標の差はx4x-4
P,Cのyy座標の差はx26=x8x-2-6 = x-8
P(x,x2)P(x, x-2)
三角形PCDの面積 = (x4)(x)=32 (x-4) (x) = 32
直線ABの式は y=x2y = x - 2。点PはAB上にあるので、P(p,p2)P(p, p-2) とおける。
直線CPが四角形CDBAの面積を二等分するということは、三角形CPAの面積が四角形CDBAの面積の半分になるということです。
四角形CDBAの面積を直接計算するのは難しいので、他に良い方法がないか検討します。
三角形CDPの面積が台形CDBAの面積の半分になる、という方が計算しやすいかもしれません。

3. 最終的な答え

(1) A(12, 10)
(2) y=x+2y = x + 2
(3) P(該当なし)

「幾何学」の関連問題

A地点からB地点まで行く方法として、ABを直径とする半円の弧(ア)と、AP、PBをそれぞれ直径とする2つの半円の弧を合わせたもの(イ)の2つのコースがある。AB = 8a mとして、アとイではどちらが...

弧の長さ幾何学的考察
2025/7/21

直角を挟む2辺の長さの和が20cmである直角三角形の面積 $y$ cm$^2$ の最大値を求める。

直角三角形面積最大値二次関数平方完成
2025/7/21

$\tan{\theta} = 2$ のとき、$\frac{\sin{\theta}}{1 + \cos{\theta}}$ の値を求めよ。ただし、$0^\circ < \theta < 90^\ci...

三角比三角関数tansincos有理化
2025/7/21

三角形ABCにおいて、$AB=9$, $AC=6$である。$\angle BAC$の二等分線と辺BCの交点をDとする。点Bを通る円Oがあり、円Oは点Cで直線ACに接している。また、円Oと辺ABの交点の...

三角形角の二等分線方べきの定理メネラウスの定理チェバの定理相似面積比
2025/7/21

直方体に関する以下の2つの問題に答えます。 (1) 辺ABと平行な面をすべて答えます。 (2) 辺BCとねじれの位置にある辺は全部で何本あるか答えます。

直方体空間図形平行ねじれの位置
2025/7/21

四面体ABPQにおいて、AP=AQ=3, BP=BQ=$2\sqrt{2}$, PQ=$\frac{12}{5}$, $\angle APB = \frac{\pi}{4}$が与えられている。点Pから...

空間図形四面体ベクトル体積三角比余弦定理
2025/7/21

問題7について: (1) 半径2cm、母線6cmの円錐の展開図における、側面のおうぎ形の中心角を求める。 (2) 同じ円錐の表面積を求める。

円錐展開図おうぎ形表面積中心角
2025/7/21

与えられた角度 $\theta$ の値を求めます。具体的には、$\theta = -\frac{7}{2}\pi$, $\theta = -\frac{11}{3}\pi$, $\theta = -\...

角度ラジアン三角関数
2025/7/21

問題3:グラフ(1)と(2)について、$y$を$x$の式で表しなさい。 問題4:合同な8つの台形からなる図形に関する以下の問いに答えなさい。 (1) 台形AEMLを平行移動するとどの台形と重なりますか...

グラフ反比例平行移動回転移動対称移動図形
2025/7/21

$\triangle ABC$において、$AP:PB = 2:3$, $AQ:QC = 1:2$となるように点P, Qをとる。線分BQ, PCの交点をO, 直線AOと辺BCの交点をRとする。このとき、...

三角形チェバの定理メネラウスの定理面積比比の計算
2025/7/21