四面体ABPQにおいて、AP=AQ=3, BP=BQ=$2\sqrt{2}$, PQ=$\frac{12}{5}$, $\angle APB = \frac{\pi}{4}$が与えられている。点Pから直線ABに下ろした垂線をPHとする。 (1) 線分PHの長さを求めよ。 (2) $\angle PHQ = \theta$とするとき、$\sin \theta$の値を求めよ。 (3) 2つのベクトル$\overrightarrow{AB}$と$\overrightarrow{PQ}$は垂直であることを証明せよ。 (4) 四面体ABPQの体積を求めよ。
2025/7/21
1. 問題の内容
四面体ABPQにおいて、AP=AQ=3, BP=BQ=, PQ=, が与えられている。点Pから直線ABに下ろした垂線をPHとする。
(1) 線分PHの長さを求めよ。
(2) とするとき、の値を求めよ。
(3) 2つのベクトルとは垂直であることを証明せよ。
(4) 四面体ABPQの体積を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) まずにおいて、余弦定理を用いてABの長さを求める。
の面積を2通りの方法で表す。
(2) もと同様なので、AB=である。
HはABの中点なので、AH =
において、PQ=, PH=である。
QHを求める。において、AH=, AQ=3なので、ピタゴラスの定理より
において、余弦定理より
(3) HはABの中点なので、
, ,
(4) 四面体ABPQの体積を求める。
四面体ABPQの体積 = (の面積) (Pからへの距離)
の面積 =
Pからへの距離 = PH
体積 =
V=12/25
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) (証明は上記参照)
(4)