まず、三角形の面積比と底辺の比の関係を利用する。
三角形ABDと三角形ADCは、頂点Aを共有するので、高さが共通である。
したがって、面積比は底辺の比に等しい。
つまり、△ABD:△ADC=BD:DC=3:2となる。 角の二等分線の定理より、AB:AC=BD:DCが成り立つ。 問題文より、AB=6、BD:DC=3:2なので、6:AC=3:2となる。 したがって、AC=36×2=4となる。 次に、三角形ABCにおいて、余弦定理を用いて辺BCの長さを求める。
BC2=AB2+AC2−2×AB×AC×cos∠BAC BC2=62+42−2×6×4×cos60∘ cos60∘=21なので、 BC2=36+16−48×21=52−24=28 したがって、BC=28=27となる。 BD:DC=3:2であり、BC=BD+DC=27なので、 BD=3+23×BC=53×27=567となる。