(1) 楕円の焦点の座標を求める。
- 与えられた方程式を平方完成する。
- 標準形に変形し、長軸、短軸の長さを求める。
- 焦点の座標を求める。
(2) 楕円上の点における接線の方程式を求める。
- 楕円の接線の公式を利用する。
- 与えられた点を代入して接線の方程式を求める。
(3) 放物線の方程式を求める。
- 焦点と準線から放物線の定義に従って方程式を立てる。
(4) 双曲線の方程式を求める。
- 漸近線の方程式から双曲線の方程式の形を推測する。
- 与えられた点を代入して方程式を決定する。
(5) 放物線を対称移動して得られる曲線の方程式を求める。
- 対称移動の公式を利用する。
(6) 双曲線上の点の座標を媒介変数を用いて表す。
- 双曲線の媒介変数表示を利用する。
- 例えば、x=3secθ, y=3tanθ など。 (7) 曲線の (ア) 方程式 および (イ) 焦点の座標を求める。
- cosθ=5x, sinθ=3y を利用してcos2θ+sin2θ=1 に代入して楕円の方程式を求める。 - 楕円の焦点の座標を求める。
(8) 曲線の種類を答える。
- x2=t, y2=t−2 より t を消去して x と y の関係式を求める。 - どのような図形になるかを判断する。
(9) 放物線に接線を引く。
- 接点の座標を仮定する。
- 接線の方程式を求める。
- 接線が点 (3,4) を通る条件から接点を決定する。 (10) 極方程式を直交座標の方程式で表す。
- x=rcosθ, y=rsinθ を利用する。 - 与えられた極方程式に代入して x,y の関係式を求める。 (11) 極方程式を直交座標の方程式で表す。
- x=rcosθ, r2=x2+y2 を利用する。 - 与えられた極方程式を変形して x,y の関係式を求める。 - 2次曲線の標準形に変形する。
**具体的な計算は以下の通りです。**
(1) 9(x2−4x)+4(y2+2y)+4=0 9(x−2)2−36+4(y+1)2−4+4=0 9(x−2)2+4(y+1)2=36 4(x−2)2+9(y+1)2=1 a2=4, b2=9 より、c2=b2−a2=9−4=5 焦点は (2,−1±5) (2) 20x2+5y2=1 上の点 (−4,1) における接線の方程式は、20x1x+5y1y=1 に (−4,1) を代入して、−204x+5y=1 より、−5x+5y=1, よって y=x+5 (3) 焦点 (−1,1)、準線 x=5 より、放物線上の点 (x,y) とすると、(x+1)2+(y−1)2=∣x−5∣ (x+1)2+(y−1)2=(x−5)2 x2+2x+1+y2−2y+1=x2−10x+25 y2−2y+1=−12x+23 y2−2y=−12x+22 y2−2y+1=−12x+23 (y−1)2=−12x+23 (4) 漸近線 y=±2x より、双曲線の方程式は a2x2−4a2y2=1 点 (3,0) を通るので、a29=1 より、a2=9 9x2−36y2=1 (5) y2=−4x を x=−1 に関して対称移動すると、x→−2−x y2=−4(−2−x)=8+4x y2=4x+8 (6) x2−y2=9 上の点Pの座標は、x=3secθ, y=3tanθ (7) x=5cosθ, y=3sinθ より、5x=cosθ, 3y=sinθ cos2θ+sin2θ=1 より、25x2+9y2=1 a2=25, b2=9 より、c2=a2−b2=25−9=16 焦点は (±4,0) (8) x=t, y=t−2 より、x2=t, y2=t−2 y2=x2−2 y2−x2=−2 x2−y2=2 x≥0, y≥0 なので、双曲線の一部 (9) y2=4x に点 (3,4) から引いた接線の方程式を求める。 y=mx+n とすると、y2=4x に代入して、(mx+n)2=4x m2x2+2mnx+n2=4x m2x2+(2mn−4)x+n2=0 判別式 D=(2mn−4)2−4m2n2=0 4m2n2−16mn+16−4m2n2=0 −16mn+16=0 より、mn=1 y=mx+m1 が (3,4) を通るので、4=3m+m1 4m=3m2+1 3m2−4m+1=0 (3m−1)(m−1)=0 m=1,31 m=1 のとき、y=x+1 m=31 のとき、y=31x+3 x−3y+9=0 (10) r2sinθcosθ=1 r2ryrx=1 (11) r=2−cosθ1 r2−rcosθ=1 r2=1+rcosθ 2x2+y2=1+x 2(x2+y2)=(1+x)2 2x2+2y2=1+2x+x2 x2−2x+2y2=1 (x−1)2+2y2=2 2(x−1)2+y2=1 2(x−1)2+1y2=1