直角三角形ABCにおいて、∠B = 90度、∠C = 30度、辺BCの長さが6のとき、辺ABの長さxを求める問題です。

幾何学直角三角形三角比tan辺の長さ角度
2025/7/22

1. 問題の内容

直角三角形ABCにおいて、∠B = 90度、∠C = 30度、辺BCの長さが6のとき、辺ABの長さxを求める問題です。

2. 解き方の手順

直角三角形において、角度と一つの辺の長さが分かっていれば、三角比を用いて他の辺の長さを求めることができます。今回は、tanの定義を利用します。
tan(θ)=oppositeadjacent\tan(\theta) = \frac{opposite}{adjacent}
ここで、θ\theta は角度、opposite は角度 θ\theta の対辺の長さ、adjacent は角度 θ\theta の隣辺の長さです。
今回の問題では、θ=30\theta = 30^{\circ}、opposite = x (ABの長さ)、adjacent = 6 (BCの長さ)なので、以下の式が成り立ちます。
tan(30)=x6\tan(30^{\circ}) = \frac{x}{6}
tan(30)\tan(30^{\circ}) の値は 13\frac{1}{\sqrt{3}} または 33\frac{\sqrt{3}}{3} であるため、
13=x6\frac{1}{\sqrt{3}} = \frac{x}{6}
または
33=x6\frac{\sqrt{3}}{3} = \frac{x}{6}
この式をxについて解きます。
x=63x = \frac{6}{\sqrt{3}}
または
x=633x = \frac{6\sqrt{3}}{3}
xx を簡単化します。
x=633=23x = \frac{6\sqrt{3}}{3} = 2\sqrt{3}

3. 最終的な答え

x=23x = 2\sqrt{3}

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