円と線分の図が与えられています。円の中心をO、円周上の点をA, B, Cとします。点Dは円の外にあり、線分ADと線分BDは円に接しています。線分OAの長さは5、線分BCの長さは2、線分BDの長さは4です。線分ADの長さを$x$とします。$x$の値を求めます。

幾何学接線方べきの定理幾何の問題解なし
2025/7/22

1. 問題の内容

円と線分の図が与えられています。円の中心をO、円周上の点をA, B, Cとします。点Dは円の外にあり、線分ADと線分BDは円に接しています。線分OAの長さは5、線分BCの長さは2、線分BDの長さは4です。線分ADの長さをxxとします。xxの値を求めます。

2. 解き方の手順

円の外部の点から円に引いた2本の接線の長さは等しいので、AD=BDAD = BDが成り立ちます。
したがって、x=4x=4 です。
ただし、この問題では点Aが線分OD上にあると仮定されているため、方べきの定理を利用します。
点Dから円への接線BDの長さを考えると、方べきの定理より、
BD2=DADOBD^2 = DA \cdot DO
が成り立ちます。
BD=4BD = 4, DA=xDA = x, DO=OA+AD=5+xDO = OA + AD = 5 + xなので、
42=x(5+x)4^2 = x(5+x)
16=5x+x216 = 5x + x^2
x2+5x16=0x^2 + 5x - 16 = 0
これを解くと、
x=5±254(1)(16)2x = \frac{-5 \pm \sqrt{25 - 4(1)(-16)}}{2}
x=5±25+642x = \frac{-5 \pm \sqrt{25 + 64}}{2}
x=5±892x = \frac{-5 \pm \sqrt{89}}{2}
xxは長さなので正の値をとるため、
x=5+8925+9.4324.4322.215x = \frac{-5 + \sqrt{89}}{2} \approx \frac{-5 + 9.43}{2} \approx \frac{4.43}{2} \approx 2.215
しかし、答えが整数で与えられていることから、図に誤りがあると考えられます。
仮に、方べきの定理を点Bにおいて適用すると、
BCBA=BD2BC \cdot BA = BD^2 という関係は成り立ちません。
問題文に誤りがある可能性があります。
しかし、もしOAOAが円の半径で、AAが線分ODOD上にあるとすると、AD=xAD = x となり、OD=OA+AD=5+xOD = OA + AD = 5+x となります。方べきの定理より、BD2=ADODBD^2 = AD * OD なので、42=x(5+x)4^2 = x(5+x) となります。16=5x+x216 = 5x+x^2 より、x2+5x16=0x^2+5x-16 = 0 となり、x=5+892x = \frac{-5 + \sqrt{89}}{2} となります。これは整数ではありません。
x=6x=6という答えが与えられているため、これを仮定して逆算してみましょう。
x=6x=6ならば、AD=6AD = 6, DO=5+6=11DO = 5+6 = 11となります。
このとき、BD2=ADDO=611=66BD^2 = AD \cdot DO = 6 \cdot 11 = 66となるはずですが、BD=4BD=4なのでBD2=16BD^2 = 16となり矛盾します。

3. 最終的な答え

問題文に誤りがあるため、解なし。もし方べきの定理が適用できるならば、x=5+892x = \frac{-5 + \sqrt{89}}{2} です。与えられた解答から推測するに、x=6x=6が意図された答えのようですが、図と矛盾します。

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