(1) AP:BP = 3:1 より、AP = 3BP。したがって、アの解答は②である。
(2) 点Pの座標を(x, y)とすると、AP = (x+7)2+(y+9)2、BP = (x−1)2+(y+1)2である。AP = 3BPより、(x+7)2+(y+9)2=3(x−1)2+(y+1)2。両辺を2乗すると、(x+7)2+(y+9)2=9((x−1)2+(y+1)2)。これを整理すると、x2+14x+49+y2+18y+81=9(x2−2x+1+y2+2y+1)。さらに整理すると、x2+14x+y2+18y+130=9x2−18x+9y2+18y+18。移項して整理すると、8x2−32x+8y2−112=0。8で割ると、x2−4x+y2−14=0。平方完成すると、(x−2)2+y2=18。したがって、K1の中心は(2, 0)、半径は18=32である。よって、イ=2, ウ=0, エ=3, オ=2。 (3) 三角形ABPの面積が最大となるのは、ABを底辺と見たとき、点Pから直線ABまでの距離が最大となるときである。これは、点Pが直線ABに垂直な直線が円K1に接する点となるときである。また、点Pは円K1の中心C(2, 0)を通り直線ABに垂直な直線とK1の交点とみなせる。
直線ABの傾きは1−(−7)−1−(−9)=88=1である。直線ABに垂直な直線の傾きは-1である。点C(2, 0)を通り、傾き-1の直線の方程式はy=−(x−2)、すなわちy=−x+2。 円K1の方程式は(x−2)2+y2=18。y=−x+2を代入すると、(x−2)2+(−x+2)2=18。(x−2)2+(x−2)2=18。2(x−2)2=18。(x−2)2=9。x−2=±3。x=5,−1。 x=5のとき、y=−5+2=−3。x=−1のとき、y=−(−1)+2=3。したがって、点D(5, -3), E(-1, 3)である。 (4) よって面積が最大となるのは、点Pが点D(5, -3)または点E(-1, 3)と一致するときである。したがって、カ=0(垂直), ク=0(垂直), キ=2(C), ケコ=5, サ=-3, シ=-1, スセ=3。
(5) 点D(5, -3), E(-1, 3)であるから、DEQの重心を(X, Y)とすると、X=35+(−1)+x, Y=3−3+3+y。 x=3X−4, y=3Y。これらを円K1の方程式(x−2)2+y2=18に代入すると、(3X−4−2)2+(3Y)2=18。(3X−6)2+9Y2=18。9(X−2)2+9Y2=18。(X−2)2+Y2=2。 X2−4X+4+Y2=2。X2+Y2−4X+2=0。 したがって、円K2はx2+y2−4x+2=0。よって、ソ=4, タチツ=-2。