放物線 $y = x^2$ (①) と $y = ax^2$ (②) ($a > 1$) があり、直線 $l$ がこれらの放物線と $y$ 軸と、それぞれ点 A, B, C, D, E で交わっている。点 A の $x$ 座標が -1 であり、線分 AB, BC, CD の長さの比が AB : BC : CD = 1 : 2 : 3 であるとき、以下の問いに答える問題です。 (1) $a$ の値を求める。 (2) 点 E の座標を求める。
2025/7/22
1. 問題の内容
放物線 (①) と (②) () があり、直線 がこれらの放物線と 軸と、それぞれ点 A, B, C, D, E で交わっている。点 A の 座標が -1 であり、線分 AB, BC, CD の長さの比が AB : BC : CD = 1 : 2 : 3 であるとき、以下の問いに答える問題です。
(1) の値を求める。
(2) 点 E の座標を求める。
2. 解き方の手順
(1) の値を求める。
点 A の 座標が -1 なので、点 A の座標は です。
AB : BC : CD = 1 : 2 : 3 なので、AB = k, BC = 2k, CD = 3k と置くことができます。
点 A の 座標が -1 なので、点 B の 座標を とすると、 となります。
直線 の式を とすると、点 A を通るので、 が成り立ちます。
点 B は放物線 上にあるので、点 B の座標は となります。
点 B は直線 上にあるので、 が成り立ちます。
点 C は 軸上にあるので、点 C の 座標は 0 であり、点 C の座標は となります。
点 D は放物線 上にあるので、点 D の 座標を とすると、 であり、点 D の座標は となります。
点 D は直線 上にあるので、 が成り立ちます。
と より、 かつ となります。
よって、直線 の式は となります。
点 B の座標は なので、 が成り立ちます。
よって、 となります。
(2) 点 E の座標を求める。
直線 の式は であり、放物線 との交点が点 E です。
より、 となります。
点 A の 座標は -1 なので、点 E の 座標は 1 です。
よって、点 E の座標は となります。
3. 最終的な答え
(1)
(2) 点 E の座標は