(1) 2つの円の交点を通る直線の方程式を求める。
2つの円の方程式を
x2+y2−1=0 (x−1)2+(y+3)2−5=x2−2x+1+y2+6y+9−5=x2+y2−2x+6y+5=0 とする。
これらの交点を通る直線の方程式は、実数 k を用いて x2+y2−1+k(x2+y2−2x+6y+5)=0 と表せる。直線の方程式を求めたいので、x2 と y2 の項が消えるように k=−1 とおく。 x2+y2−1−(x2+y2−2x+6y+5)=0 2x−6y−6=0 x−3y−3=0 (2) 2点P, Qと原点を通る円の方程式を求める。
2点P, Qを通る円の方程式は、実数 k′ を用いて x2+y2−1+k′((x−1)2+(y+3)2−5)=0 と表せる。
この円が原点(0, 0)を通るので、
02+02−1+k′((0−1)2+(0+3)2−5)=0 −1+k′(1+9−5)=0 −1+5k′=0 k′=51 円の方程式は
x2+y2−1+51(x2+y2−2x+6y+5)=0 5(x2+y2−1)+(x2+y2−2x+6y+5)=0 6x2+6y2−2x+6y=0 3x2+3y2−x+3y=0 x2+y2−31x+y=0 (x−61)2−(61)2+(y+21)2−(21)2=0 (x−61)2+(y+21)2=361+41=361+369=3610=185 円の中心の座標は (61,−21) 円の半径は 185=610