平行四辺形ABCDにおいて、以下の面積を求める問題です。 - △CEFの面積 - △ECDの面積 - 四角形ABFEの面積 与えられた情報は以下の通りです。 - AD = 10 cm (平行四辺形の底辺) - BF = 4 cm - AB = 8 cm (平行四辺形の高さ) - DH = 6 cm (平行四辺形の高さ)

幾何学平行四辺形面積相似図形
2025/7/23

1. 問題の内容

平行四辺形ABCDにおいて、以下の面積を求める問題です。
- △CEFの面積
- △ECDの面積
- 四角形ABFEの面積
与えられた情報は以下の通りです。
- AD = 10 cm (平行四辺形の底辺)
- BF = 4 cm
- AB = 8 cm (平行四辺形の高さ)
- DH = 6 cm (平行四辺形の高さ)

2. 解き方の手順

まず、平行四辺形ABCDの面積を求めます。ADを底辺とすると、高さはDHになります。
平行四辺形ABCDの面積 = AD×DH=10×6=60AD \times DH = 10 \times 6 = 60 cm2^2
次に、△ABCの面積を求めます。これは平行四辺形ABCDの面積の半分です。
△ABCの面積 = 12×60=30\frac{1}{2} \times 60 = 30 cm2^2
△CEFと△ABCは相似です。相似比は CF:BCCF:BC になります。BC=AD=10BC=AD=10 cmなので、CF=BCBF=104=6CF=BC-BF=10-4=6 cmです。従って、相似比は6:10=3:56:10=3:5となります。
面積比は相似比の2乗なので、CEF:ABC=32:52=9:25\triangle CEF : \triangle ABC = 3^2 : 5^2 = 9:25です。
よって、CEF=ABC×925=30×925=30×925=6×95=545=10.8\triangle CEF = \triangle ABC \times \frac{9}{25} = 30 \times \frac{9}{25} = \frac{30 \times 9}{25} = \frac{6 \times 9}{5} = \frac{54}{5} = 10.8 cm2^2
次に、△ACDの面積を求めます。これは平行四辺形ABCDの面積の半分です。
△ACDの面積 = 12×60=30\frac{1}{2} \times 60 = 30 cm2^2
△ECDと△ACDは相似です。相似比は CD:ADCD:AD になります。CH=CD2DH2=8262=6436=28=27CH = \sqrt{CD^2 - DH^2}=\sqrt{8^2 - 6^2}= \sqrt{64-36} = \sqrt{28} = 2\sqrt{7}
すると,HD:AD=6:8=3:4HD:AD=6:8 = 3:4になるはずだが, 実際に計算を行うことはできないので、ECD=ABC×CDCFAD\triangle ECD = \triangle ABC \times \frac{CD-CF}{AD}
△ECDの面積 = 12×AD×DH=12106=30\frac{1}{2} \times AD \times DH= \frac{1}{2} * 10 * 6=30 cm2^2
△ADCの面積は30cm230cm^2である.
AD=10cmAD = 10cm , CD=AB=8cmCD=AB = 8 cm
△ECD : △ACD = CH:AD=6:10CH:AD = 6 :10
ECD=ACD×35=30×35=18\triangle ECD = \triangle ACD \times \frac{3}{5} = 30 \times \frac{3}{5} = 18 cm2^2
最後に、四角形ABFEの面積を求めます。
四角形ABFEの面積 = 平行四辺形ABCDの面積 - △CEFの面積 - △ECDの面積
= 60 - 10.8 - 18 = 31.2 cm2^2

3. 最終的な答え

- △CEFの面積: 545\frac{54}{5} cm2^2 = 10.8 cm2^2
- △ECDの面積: 18 cm2^2
- 四角形ABFEの面積: 1565\frac{156}{5} cm2^2 = 31.2 cm2^2

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