図形の$l$を軸とした回転体の体積を求める問題です。図形は、半径4cmの半円と、縦4cm、横3cmの長方形を組み合わせたものです。軸$l$と長方形の間の距離は2cmです。

幾何学回転体体積半球円柱積分
2025/7/23

1. 問題の内容

図形のllを軸とした回転体の体積を求める問題です。図形は、半径4cmの半円と、縦4cm、横3cmの長方形を組み合わせたものです。軸llと長方形の間の距離は2cmです。

2. 解き方の手順

回転体の体積は、半円を回転させた球の半分(半球)と、長方形を回転させた円柱の体積の和で求められます。
まず、半円を回転させた半球の体積を計算します。半球の体積は、球の体積の半分で求められます。球の体積の公式はV=43πr3V = \frac{4}{3}\pi r^3です。
半球の半径は4cmなので、半球の体積は
12×43π(4)3=23π×64=1283π\frac{1}{2} \times \frac{4}{3} \pi (4)^3 = \frac{2}{3} \pi \times 64 = \frac{128}{3} \pi (cm3^3)
次に、長方形を回転させた円柱の体積を計算します。円柱の体積は、V=πr2hV = \pi r^2 hで求められます。
円柱の半径は2cm、高さは4cmなので、円柱の体積は
π(5)2×4=π×25×4=100π\pi (5)^2 \times 4 = \pi \times 25 \times 4 = 100 \pi (cm3^3)
最後に、半球の体積と円柱の体積を足し合わせます。
1283π+100π=(1283+3003)π=4283π\frac{128}{3}\pi + 100\pi = (\frac{128}{3} + \frac{300}{3})\pi = \frac{428}{3}\pi (cm3^3)
π=3.14\pi = 3.14を用いて近似値を計算します。
4283×3.14142.67×3.14448\frac{428}{3} \times 3.14 \approx 142.67 \times 3.14 \approx 448

3. 最終的な答え

4283π448 \frac{428}{3}\pi \approx 448 cm3^3

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