(1) 弧EF の長さを求める。
AB // FC より、∠EPF=∠BAE=63∘ (同位角)。 ∠BAE は弧BEに対する円周角であり、∠EPF は弧EFに対する円周角である。したがって、弧EFと弧ABの和は、弧BEの2倍に等しい。 ∠EPF=63∘ より、弧EFに対する中心角は 2×63∘=126∘ である。 弧 ABの長さが 6π なので、弧 AB に対する中心角は 126∘となる。 BE // CD より、∠EBC=∠BCD が成り立つ。 ここで、∠BAEは弧BEに対する円周角で、∠BCDは弧BDに対する円周角である。 弧 EF + 弧 AB = 弧BE (円周角の関係から)
∠EPF=63∘より、弧EFに対する中心角は 2×63∘=126∘ である。 2πrx=360∘126∘ また弧ABの長さが 6π より、弧ABに対する中心角は 126∘。 2πr6π=360∘108∘ 弧BEの長さ = 弧EF + 弧AF
弧CDの長さ = 弧BE + 弧BC
∠EPF=63∘より, 弧EFの長さをxとおくと、中心角は126度になる。 x+6π=弧AF+弧EF=弧AE 平行線AB // FCより弧AC = 弧BFなので,
弧AB + 弧BC = 弧CF + 弧BF
6π+4π=弧EF+弧DE 10π=弧EF+弧DE 平行線BE // CDより弧BC = 弧DEなので、
よって、
10π=弧EF+4π (2) 円の半径を求める。
円周の長さは 6π+4π+12π+6π+4π+12π=44π である。 円周の長さは 2πr で表されるので、2πr=44π より、r=22 である。 (3) ∠CDA の大きさを求める。 ∠CDA は弧ACに対する円周角である。弧ACの長さは 6π+4π=10π である。 2πr10π=360∘∠AOC より、44π10π=360∘∠AOC ∠AOC=4410×360∘=225×360∘=221800∘=11900∘ ∠CDA=21×11900∘=11450∘≈40.9∘ ∠CDA は弧ACに対する円周角なので、AC=6π+4π=10π 半径は22なので、円周は 44π。∠CDA は AC/44π⋅180=40.9∘。