(1)
点A(4, 5)に関して点P(10, 3)と対称な点Qの座標を(x, y)とする。
点Aは線分PQの中点であるから、
4=210+x 5=23+y これを解くと、
8=10+x⇒x=−2 10=3+y⇒y=7 したがって、点Qの座標は(-2, 7)である。
(2)
三角形ABCの重心Gの座標を(x, y)とする。
x=31+(−2)+4=33=1 y=34+(−1)+0=33=1 したがって、重心Gの座標は(1, 1)である。
点A'(x1, y1), B'(x2, y2), C'(x3, y3)はそれぞれ点A, B, Cの点P(a, b)に関する対称点なので、
a=21+x1, b=24+y1 a=2−2+x2, b=2−1+y2 a=24+x3, b=20+y3 したがって、
x1=2a−1, y1=2b−4 x2=2a+2, y2=2b+1 x3=2a−4, y3=2b 三角形A'B'C'の重心G'の座標を(x', y')とすると、
x′=3x1+x2+x3=3(2a−1)+(2a+2)+(2a−4)=36a−3=2a−1 y′=3y1+y2+y3=3(2b−4)+(2b+1)+(2b)=36b−3=2b−1 G'の座標は(2a - 1, 2b - 1)である。
線分GG'の中点の座標は、(21+(2a−1),21+(2b−1))=(a,b) これは点Pの座標に一致するので、G'はGの点Pに関する対称点である。