円に内接する四角形ABCDにおいて、$\angle ABC = 35^\circ$, $\angle BCD = 130^\circ$が与えられています。線分AEとDEの交点をEとし、$\angle AED = \theta$とします。$\theta$の値を求めよ。

幾何学四角形内接角度円周角の定理
2025/7/22

1. 問題の内容

円に内接する四角形ABCDにおいて、ABC=35\angle ABC = 35^\circ, BCD=130\angle BCD = 130^\circが与えられています。線分AEとDEの交点をEとし、AED=θ\angle AED = \thetaとします。θ\thetaの値を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、円に内接する四角形の対角の和は180°であることを利用して、BAD\angle BADを求めます。
BCD+BAD=180\angle BCD + \angle BAD = 180^\circ
130+BAD=180130^\circ + \angle BAD = 180^\circ
BAD=180130=50\angle BAD = 180^\circ - 130^\circ = 50^\circ
次に、BCD=130\angle BCD = 130^\circより、BDA=180130=50\angle BDA = 180^\circ - 130^\circ = 50^\circとわかります。これは円周角の定理から導かれます。
ADB=ACB\angle ADB = \angle ACBであるので、円周角の定理を利用して、ACB=ADB=35\angle ACB = \angle ADB=35^\circ
次に、ADC\angle ADCを求めます。
ADC=ADB=50\angle ADC = \angle ADB =50
円周角の定理より、BAC=35°\angle BAC=35°
次に、三角形ADEにおいて、AED=θ\angle AED = \thetaなので、三角形の内角の和の定理より、
AED=180(50+35)=95°\angle AED = 180 - (50 + 35)=95°
AED=180(EAD+ADE)=180(35+50)=18085=95\angle AED = 180 - (\angle EAD + \angle ADE) = 180 - (35^\circ + 50^\circ) = 180^\circ - 85^\circ = 95^\circ
よって、θ=95\theta = 95^\circとなります。

3. 最終的な答え

θ=95\theta = 95^\circ

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