確率変数 $X$ の確率密度関数が $f(x) = \frac{1}{18}x$ ($0 \le x \le 6$) で与えられているとき、確率 $P(0 \le X \le 6)$ を求める問題です。

確率論・統計学確率密度関数積分確率確率変数
2025/4/3

1. 問題の内容

確率変数 XX の確率密度関数が f(x)=118xf(x) = \frac{1}{18}x (0x60 \le x \le 6) で与えられているとき、確率 P(0X6)P(0 \le X \le 6) を求める問題です。

2. 解き方の手順

確率密度関数が与えられているとき、ある区間の確率を求めるには、その区間で確率密度関数を積分します。この問題では、0X60 \le X \le 6 の範囲での確率を求めるので、f(x)=118xf(x) = \frac{1}{18}x を 0 から 6 まで積分します。
P(0X6)=06f(x)dx=06118xdxP(0 \le X \le 6) = \int_{0}^{6} f(x) dx = \int_{0}^{6} \frac{1}{18}x dx
06118xdx=11806xdx=118[12x2]06\int_{0}^{6} \frac{1}{18}x dx = \frac{1}{18} \int_{0}^{6} x dx = \frac{1}{18} \left[ \frac{1}{2}x^2 \right]_{0}^{6}
=118(12(6)212(0)2)=118(12(36)0)= \frac{1}{18} \left( \frac{1}{2}(6)^2 - \frac{1}{2}(0)^2 \right) = \frac{1}{18} \left( \frac{1}{2}(36) - 0 \right)
=118(18)=1= \frac{1}{18} (18) = 1

3. 最終的な答え

P(0X6)=1P(0 \le X \le 6) = 1

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