3個のサイコロを同時に投げるとき、 (1) 目の和が6になる確率を求める。 (2) 3個とも異なる目が出る確率を求める。

確率論・統計学確率サイコロ場合の数確率計算
2025/7/21

1. 問題の内容

3個のサイコロを同時に投げるとき、
(1) 目の和が6になる確率を求める。
(2) 3個とも異なる目が出る確率を求める。

2. 解き方の手順

(1) 目の和が6になる場合を考える。
サイコロの目の組み合わせは以下の通り。
(1, 1, 4), (1, 2, 3), (2, 2, 2)
(1, 1, 4) の並び方は3通り:(1, 1, 4), (1, 4, 1), (4, 1, 1)
(1, 2, 3) の並び方は6通り:(1, 2, 3), (1, 3, 2), (2, 1, 3), (2, 3, 1), (3, 1, 2), (3, 2, 1)
(2, 2, 2) の並び方は1通り:(2, 2, 2)
目の和が6になるのは合計で3 + 6 + 1 = 10通り。
3個のサイコロの目の出方は 63=2166^3 = 216 通り。
したがって、目の和が6になる確率は 10216=5108\frac{10}{216} = \frac{5}{108}
(2) 3個とも異なる目が出る場合を考える。
1つ目のサイコロの目は6通り。
2つ目のサイコロの目は1つ目のサイコロの目と異なるので5通り。
3つ目のサイコロの目は1つ目と2つ目のサイコロの目と異なるので4通り。
3個とも異なる目が出る場合は 6×5×4=1206 \times 5 \times 4 = 120 通り。
3個のサイコロの目の出方は 63=2166^3 = 216 通り。
したがって、3個とも異なる目が出る確率は 120216=59\frac{120}{216} = \frac{5}{9}

3. 最終的な答え

(1) 目の和が6になる確率: 5108\frac{5}{108}
(2) 3個とも異なる目が出る確率: 59\frac{5}{9}

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