(1) 赤玉である確率を求める。
箱Aを選ぶ確率をP(A)、箱Bを選ぶ確率をP(B)、箱Cを選ぶ確率をP(C)とする。 P(A)=P(B)=P(C)=31 である。 箱Aで赤玉を取り出す確率をP(R∣A)、箱Bで赤玉を取り出す確率をP(R∣B)、箱Cで赤玉を取り出す確率をP(R∣C)とする。 P(R∣A)=52 P(R∣B)=63=21 P(R∣C)=74 赤玉を取り出す確率P(R)は、次のようになる。 P(R)=P(R∣A)P(A)+P(R∣B)P(B)+P(R∣C)P(C) P(R)=52⋅31+21⋅31+74⋅31 P(R)=31(52+21+74) P(R)=31(7028+7035+7040) P(R)=31⋅70103 P(R)=210103 (2) 赤玉を取り出したとき、選んだ箱がAの箱である条件付き確率を求める。
求める条件付き確率はP(A∣R)である。 ベイズの定理より、
P(A∣R)=P(R)P(R∣A)P(A) P(A∣R)=21010352⋅31 P(A∣R)=210103152 P(A∣R)=152⋅103210 P(A∣R)=1032⋅14 P(A∣R)=10328