$\frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{3}+1}$ の分母を有理化する問題です。

代数学分母の有理化平方根式の計算
2025/7/21

1. 問題の内容

313+1\frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{3}+1} の分母を有理化する問題です。

2. 解き方の手順

分母を有理化するためには、分母の共役な複素数(ここでは 31\sqrt{3}-1)を分母と分子の両方にかけます。
313+1=(31)(31)(3+1)(31)\frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{3}+1} = \frac{(\sqrt{3}-1)(\sqrt{3}-1)}{(\sqrt{3}+1)(\sqrt{3}-1)}
分母を計算します。 (3+1)(31)=(3)212=31=2(\sqrt{3}+1)(\sqrt{3}-1) = (\sqrt{3})^2 - 1^2 = 3 - 1 = 2
分子を計算します。 (31)(31)=(31)2=(3)223+1=323+1=423(\sqrt{3}-1)(\sqrt{3}-1) = (\sqrt{3}-1)^2 = (\sqrt{3})^2 - 2\sqrt{3} + 1 = 3 - 2\sqrt{3} + 1 = 4 - 2\sqrt{3}
したがって、
313+1=4232\frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{3}+1} = \frac{4 - 2\sqrt{3}}{2}
4232=2(23)2=23\frac{4 - 2\sqrt{3}}{2} = \frac{2(2 - \sqrt{3})}{2} = 2 - \sqrt{3}

3. 最終的な答え

232-\sqrt{3}

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