(7) 2次関数 $y = x^2 - ax + a^2 - 5a + 2$ の $0 \le x \le 1$ における最小値を $a$ を用いて表す。ただし、$1 \le a \le 2$ である。 (8) 2次関数 $y = x^2 + (k-2)x + k^2 - 5k + 6$ のグラフが $x$ 軸と接するとき、とり得る定数 $k$ の値をすべて求める。 (9) 連立不等式 $\begin{cases} -x + 2 > 2x - 7 \\ a < x + 2 \end{cases}$ の解 $x$ が存在するための定数 $a$ の条件を求める。
2025/7/21
1. 問題の内容
(7) 2次関数 の における最小値を を用いて表す。ただし、 である。
(8) 2次関数 のグラフが 軸と接するとき、とり得る定数 の値をすべて求める。
(9) 連立不等式
$\begin{cases}
-x + 2 > 2x - 7 \\
a < x + 2
\end{cases}$
の解 が存在するための定数 の条件を求める。
2. 解き方の手順
(7)
まず、与えられた2次関数を平方完成する。
軸は であり、 より、 となる。したがって、軸は の範囲に含まれる。
最小値は、軸 でとる。
最小値は、 となる。
(8)
2次関数 のグラフが 軸と接するとき、判別式 となる。
(9)
連立不等式を解く。
連立不等式の解が存在するためには、 である必要がある。
3. 最終的な答え
(7) 最小値:
(8)
(9)