1. 問題の内容
与えられた4つの2次関数について、最大値または最小値を求める問題です。
2. 解き方の手順
2次関数の最大値・最小値を求めるには、平方完成を行うことが基本的な手順です。平方完成とは、 を の形に変形することです。この形に変形することで、頂点の座標 がわかり、 ならば最小値 を、 ならば最大値 をとることがわかります。
(1)
この関数は下に凸なので、最小値を持ちます。
最小値は (x = のとき)
最大値は存在しません。
(2)
この関数は下に凸なので、最小値を持ちます。
最小値は (x = のとき)
最大値は存在しません。
(3)
この関数は上に凸なので、最大値を持ちます。
最大値は (x = のとき)
最小値は存在しません。
(4)
この関数は上に凸なので、最大値を持ちます。
最大値は (x = のとき)
最小値は存在しません。
3. 最終的な答え
(1) 最小値: , 最大値: なし
(2) 最小値: , 最大値: なし
(3) 最小値: なし, 最大値:
(4) 最小値: なし, 最大値: