まず、点Pと点Qの位置ベクトルをOAとOBを使って表す。 PはOAを1:2に内分するので、OP=31OA. QはOBの中点なので、OQ=21OB. Rは直線OD上の点なので、実数kを用いてOR=kODと表せる。 OD=OA+2OB+3OCなので、OR=k(OA+2OB+3OC). 直線QRと直線PCが交点を持つので、その交点をSとすると、SはQR上の点でありPC上の点でもある。
OS=sOQ+(1−s)OR=s(21OB)+(1−s)k(OA+2OB+3OC) OS=k(1−s)OA+(2s+2k(1−s))OB+3k(1−s)OC OS=tOP+(1−t)OC=t(31OA)+(1−t)OC OS=3tOA+0OB+(1−t)OC OA, OB, OCは一次独立なので、各係数を比較して k(1−s)=3t 2s+2k(1−s)=0 3k(1−s)=1−t 2つ目の式より、s+4k(1−s)=0、つまりs=−4k(1−s)。 1つ目の式を3倍すると3k(1−s)=t。 3つ目の式に代入すると、t=1−tとなり、t=21. 3k(1−s)=21. k(1−s)=61. s=−4k(1−s)=−4⋅61=−32. k(1−(−32))=61. k(35)=61. k=61⋅53=101. よって、OR=101OD. RD=OD−OR=OD−101OD=109OD. OR:RD=101:109=1:9.