関数 $y = \frac{1}{2}x^2$ 上に、x座標がそれぞれ -3, 2 となる点 A, B がある。また、点 C は x 軸上の点で、x座標は -3 である。 (1) 直線 AB の式を求めよ。 (2) △AOB の面積を求めよ。 (3) 線分 AC 上の点で、△AOB = △APB となるような点 P をとる。点 P の座標を求めよ。

幾何学二次関数座標平面面積直線の方程式三角形
2025/4/3
はい、承知しました。問題 54 を解きます。

1. 問題の内容

関数 y=12x2y = \frac{1}{2}x^2 上に、x座標がそれぞれ -3, 2 となる点 A, B がある。また、点 C は x 軸上の点で、x座標は -3 である。
(1) 直線 AB の式を求めよ。
(2) △AOB の面積を求めよ。
(3) 線分 AC 上の点で、△AOB = △APB となるような点 P をとる。点 P の座標を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 直線 AB の式を求める。
- 点 A の座標は、x=3x = -3y=12x2y = \frac{1}{2}x^2 に代入して、y=12(3)2=92y = \frac{1}{2}(-3)^2 = \frac{9}{2}。したがって、A の座標は (3,92)(-3, \frac{9}{2})
- 点 B の座標は、x=2x = 2y=12x2y = \frac{1}{2}x^2 に代入して、y=12(2)2=2y = \frac{1}{2}(2)^2 = 2。したがって、B の座標は (2,2)(2, 2)
- 直線 AB の傾きは、2922(3)=525=12\frac{2 - \frac{9}{2}}{2 - (-3)} = \frac{-\frac{5}{2}}{5} = -\frac{1}{2}
- 直線 AB の式を y=12x+by = -\frac{1}{2}x + b とおく。点 B (2,2)(2, 2) を代入すると、2=12(2)+b2 = -\frac{1}{2}(2) + b より、b=3b = 3
- よって、直線 AB の式は y=12x+3y = -\frac{1}{2}x + 3
(2) △AOB の面積を求める。
- 直線 AB と y 軸の交点を D とすると、D の座標は (0, 3)。
- △AOB の面積は、△AOD の面積と △BOD の面積の和である。
- △AOD の面積は、12×3×3=92\frac{1}{2} \times 3 \times 3 = \frac{9}{2}
- △BOD の面積は、12×3×2=3\frac{1}{2} \times 3 \times 2 = 3
- △AOB の面積は、92+3=152\frac{9}{2} + 3 = \frac{15}{2}
(3) 点 P の座標を求める。
- 点 C の座標は (-3, 0)。線分 AC 上の点 P の座標を (3,y)(-3, y) とする。
- △APB の面積は、底辺 AB を共有していると考えると、高さが等しいとき面積が等しい。したがって、点Pは原点Oと同じ高さにあると考える。
- △AOB = △APB となるためには、点 P の y 座標は点 O の y 座標と一致する必要がある。しかし、P は AC 上にあるため、点Pの座標は(-3, 0)となる。

3. 最終的な答え

(1) 直線 AB の式:y=12x+3y = -\frac{1}{2}x + 3
(2) △AOB の面積:152\frac{15}{2}
(3) 点 P の座標:(-3, 0)

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