ある中学校で2kmの持久走を行った1組(16人)と2組(15人)の記録がヒストグラムで与えられている。これらのヒストグラムに対応する箱ひげ図を、ア〜オの中からそれぞれ選ぶ問題です。

確率論・統計学箱ひげ図ヒストグラムデータの分析中央値四分位数データの分布
2025/7/21

1. 問題の内容

ある中学校で2kmの持久走を行った1組(16人)と2組(15人)の記録がヒストグラムで与えられている。これらのヒストグラムに対応する箱ひげ図を、ア〜オの中からそれぞれ選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

まず、各組のヒストグラムから、データの分布の特徴を読み取ります。具体的には、中央値、四分位数、範囲などを把握します。次に、これらの情報に基づいて、箱ひげ図の形状を予測し、ア〜オの中から適切なものを選択します。
1組:
* ヒストグラムを見ると、7分から12分にかけて分布している。
* 中央値は9分あたりに位置する。
* データのばらつきは比較的大きい。
2組:
* ヒストグラムを見ると、8分から13分にかけて分布している。
* 中央値は10分あたりに位置する。
* データのばらつきは1組よりも小さい。
これらの情報を元に、箱ひげ図を検討します。
* ア:箱ひげ図の箱の中央値が低く、ひげの範囲も狭いため、不適切。
* イ:箱ひげ図の箱の中央値が高く、ひげの範囲も広いため、不適切。
* ウ:箱ひげ図の箱の中央値は中間程度で、ひげの範囲も中間程度なので、1組の可能性あり。
* エ:箱ひげ図の箱の中央値は高く、ひげの範囲は狭いため、2組の可能性あり。
* オ:箱ひげ図の箱の中央値は高いが、ひげの範囲が最も広いため、不適切。
したがって、1組はウ、2組はエが最も適切であると考えられます。

3. 最終的な答え

1組:ウ
2組:エ

「確率論・統計学」の関連問題

ディスカウントストア A 店における缶コーヒーの価格 $X$ と 1 日の販売数量 $Y$ のデータが与えられています。このデータを用いて、以下の問題を解きます。 1. 回帰式 $Y = a + b...

回帰分析最小二乗法統計線形回帰予測
2025/7/22

表から、パート採用理由で「人件費が割安」と答えた人の数を $X$ とおいたとき、卸・小売業の回答者全体は、選択肢の中でどれに最も近いか答える問題です。

割合統計データ分析
2025/7/22

5人がじゃんけんを1回するとき、あいこになる確率を求めます。

確率組み合わせじゃんけん
2025/7/21

ある高校の1年生男子200人の身長の分布が、平均167cm、標準偏差7cmの正規分布に従うと仮定します。このとき、身長が174cm以上の生徒はおよそ何人かを求める問題です。

正規分布標準偏差確率統計正規分布表
2025/7/21

ある高校の1年生男子200人の身長が平均167cm、標準偏差7cmの正規分布に従うとき、身長が174cm以上の生徒はおよそ何人か求める問題です。

正規分布標準偏差確率統計標準化
2025/7/21

1から9までの番号が書かれた9枚のカードが入った箱から、2枚のカードを同時に選び、小さい方の数を$X$とする。選んだカードを箱に戻し、再び2枚のカードを同時に選び、小さい方の数を$Y$とする。$X=Y...

確率組み合わせ確率分布
2025/7/21

確率変数 $X$ が正規分布 $N(1, 2^2)$ に従うとき、次の確率を求めます。 (1) $P(X \ge 2)$ (2) $P(2 \le X \le 3)$ (3) $P(-2 \le X ...

正規分布確率標準化確率計算
2025/7/21

(1) 正四面体OABCの頂点上を点Pが1秒ごとに等確率で移動する。初期位置が頂点Oのとき、$n$秒後に頂点Oにいる確率 $p_n$ を求める。 (2) 袋Aに赤玉1個、白玉3個、袋Bに白玉3個が入っ...

確率漸化式等比数列確率過程
2025/7/21

10円硬貨と5円硬貨をそれぞれ1枚ずつ用意し、1回目に10円、2回目に5円、3回目に10円、4回目に5円の順で投げる。表が出た硬貨の金額の合計を $a$、表が出た回数を $b$ とする。 (1) 4回...

確率期待値場合の数コイン
2025/7/21

5枚のカード(1, 2, 3, 4, 5 または 1, 1, 2, 3, 5)が入った袋からカードを2枚取り出し、1枚目を十の位、2枚目を一の位として2桁の整数を作る。取り出したカードは戻さない。 (...

確率組み合わせ場合の数整数
2025/7/21