1から9までの番号が書かれた9枚のカードが入った箱から、2枚のカードを同時に選び、小さい方の数を$X$とする。選んだカードを箱に戻し、再び2枚のカードを同時に選び、小さい方の数を$Y$とする。$X=Y$となる確率を求める。
2025/7/21
1. 問題の内容
1から9までの番号が書かれた9枚のカードが入った箱から、2枚のカードを同時に選び、小さい方の数をとする。選んだカードを箱に戻し、再び2枚のカードを同時に選び、小さい方の数をとする。となる確率を求める。
2. 解き方の手順
まず、2枚のカードを同時に選ぶ場合の総数を計算する。これは9枚から2枚を選ぶ組み合わせなので、 通りである。
通り
となる確率を考える。ここで、は1から8までの整数である。となるためには、選んだ2枚のカードのうち1枚がであり、もう1枚がから9までの数字でなければならない。から9までの数字の数は個なので、となる組み合わせの数は通りである。したがって、となる確率は、
となる。
となる確率は、とがそれぞれ1から8の値を取り得ることを考慮して、
と計算できる。