まず、連立方程式を解きます。第2式から y=1+a−2x を得ます。これを第1式に代入すると、 x−a(1+a−2x)=−2 x−a−a2+2ax=−2 (1+2a)x=a2+a−2 したがって、x=1+2aa2+a−2=1+2a(a+2)(a−1) となります。 y=1+a−2x=1+a−2⋅1+2a(a+2)(a−1)=1+2a(1+a)(1+2a)−2(a2+a−2)=1+2a1+3a+2a2−2a2−2a+4=1+2aa+5 よって、連立方程式の解は
$\begin{cases}
x = \frac{(a + 2)(a - 1)}{1 + 2a} \\
y = \frac{a + 5}{1 + 2a}
\end{cases}$
(2) 交点が第1象限にある条件は、x>0 かつ y>0 です。 x>0 より 1+2a(a+2)(a−1)>0。a>−1/2 なので、1+2a>0。よって、(a+2)(a−1)>0。これより、a>1。したがって、a>1。 y>0 より 1+2aa+5>0。a>−1/2 なので、1+2a>0。よって、a+5>0。これより、a>−5。 a>1 かつ a>−5 なので、a>1 が第1象限にある条件です。 (3) 交点が第2象限にある条件は、x<0 かつ y>0 です。 x<0 より 1+2a(a+2)(a−1)<0。a>−1/2 なので、1+2a>0。よって、(a+2)(a−1)<0。これより、−2<a<1。a>−1/2 の条件と合わせると、−1/2<a<1。 y>0 より 1+2aa+5>0。a>−1/2 なので、1+2a>0。よって、a+5>0。これより、a>−5。 −1/2<a<1 かつ a>−5 なので、−1/2<a<1 が第2象限にある条件です。 (4) 交点が第4象限にある条件は、x>0 かつ y<0 です。 x>0 より 1+2a(a+2)(a−1)>0。a>−1/2 なので、1+2a>0。よって、(a+2)(a−1)>0。これより、a>1。 y<0 より 1+2aa+5<0。a>−1/2 なので、1+2a>0。よって、a+5<0。これより、a<−5。 a>1 かつ a<−5 を満たす a は存在しません。 したがって、
[3] は 2 (−1/2<a<1) [4] は 5 (そのようなaの範囲は存在しない)