放物線 $y = x^2 - 3x + 1$ を $x$ 軸方向にオ、$y$ 軸方向にカだけ平行移動した放物線が $y = x^2 + 5x + 2$ であるとき、オとカの値を求める問題です。

代数学放物線平行移動二次関数方程式
2025/7/22

1. 問題の内容

放物線 y=x23x+1y = x^2 - 3x + 1xx 軸方向にオ、yy 軸方向にカだけ平行移動した放物線が y=x2+5x+2y = x^2 + 5x + 2 であるとき、オとカの値を求める問題です。

2. 解き方の手順

放物線 y=x23x+1y = x^2 - 3x + 1xx 軸方向に ppyy 軸方向に qq だけ平行移動した放物線の方程式は、
yq=(xp)23(xp)+1y - q = (x - p)^2 - 3(x - p) + 1
となります。これを変形すると、
y=(x22px+p2)(3x3p)+1+qy = (x^2 - 2px + p^2) - (3x - 3p) + 1 + q
y=x2(2p+3)x+(p2+3p+1+q)y = x^2 - (2p + 3)x + (p^2 + 3p + 1 + q)
この放物線が y=x2+5x+2y = x^2 + 5x + 2 と一致するので、係数を比較すると、
(2p+3)=5-(2p + 3) = 5
p2+3p+1+q=2p^2 + 3p + 1 + q = 2
一つ目の式から pp を求めます。
2p3=5-2p - 3 = 5
2p=8-2p = 8
p=4p = -4
これを二つ目の式に代入すると、
(4)2+3(4)+1+q=2(-4)^2 + 3(-4) + 1 + q = 2
1612+1+q=216 - 12 + 1 + q = 2
5+q=25 + q = 2
q=3q = -3
したがって、xx 軸方向の移動量オは 4-4yy 軸方向の移動量カは 3-3 です。

3. 最終的な答え

オ: -4
カ: -3

「代数学」の関連問題

問題1:直線 $y = 2x + 3$ について、(1)傾きを求めよ、(2)y軸切片を求めよ。 問題2:(1)傾きが3で、y軸切片が-2の直線を求めよ。(2)点A(1, 3)を通り、傾きが2の直線を求...

一次関数直線傾きy切片
2025/7/22

2つの2次関数 $y = x^2 - 2$ と $y = x^2 + 4x + 1$ があり、区間 $t \le x \le 0$ (tは負の定数) におけるそれぞれの最大値を $M$、最小値を $m...

二次関数平行移動最大値最小値平方完成
2025/7/22

(1) 実数 $x$ に関する条件「$x < -1$ または $2 < x$」の否定を求める。 (2) $x$ は実数とする。命題「$|x-2| \le 1$ ならば $|1-x| \le 2$ であ...

命題論理否定対偶必要条件十分条件絶対値
2025/7/22

問題は2つのパートに分かれています。 パート1では、与えられた対数の大小を比較します。具体的には、 (1) $\log_2 10$, $\log_3 10$, $\log_5 10$ (2) $\lo...

対数指数大小比較対数関数指数関数
2025/7/22

問4では、多項式 $p(x) = x^3 + 2x^2 - x - 2$ について、(1) $p(1)$ の値を求め、(2) $p(x)$ を因数分解し、(3) $p(x)=0$ となる $x$ の値...

多項式因数分解方程式解の公式
2025/7/22

多項式 $p(x) = x^3 + 5x^2 + 3x + 2$ が与えられている。 (1) $p(0)$ の値を求めよ。 (2) $p(-1)$ の値を求めよ。 (3) $p(x)$ を $x-1$...

多項式剰余の定理関数の評価
2025/7/22

与えられた式 $x^2 + x - 1 = a(x-1)^2 + b(x-1) + c$ が $x$ についての恒等式となるように、定数 $a$, $b$, $c$ の値を定める問題です。

恒等式多項式係数比較
2025/7/22

問題1は、多項式 $2x^2 + 7x + 9$ を $x + 1$ で割ったときの商と余りを求める問題です。 問題2は、多項式 $4x^3 + 3x - 1$ を $2x + 1$ で割ったときの商...

多項式の割り算余り多項式
2025/7/22

この問題は、多項式の割り算と、与えられた多項式に特定の値を代入することに関する問題です。具体的には、 (1) $2x^2 + 7x + 9$ を $x+1$ で割る。 (2) $4x^3 + 3x -...

多項式割り算剰余の定理因数定理
2025/7/22

問題4は、2次方程式 $ax^2 + bx + c = 0$ ($a \neq 0$) の2つの解を $\alpha, \beta$ とするとき、$\alpha + \beta$ と $\alpha ...

二次方程式解と係数の関係式の計算
2025/7/22