2次方程式 $x^2 - x + m = 0$ が異なる2つの実数解を持つときの、定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。

代数学二次方程式判別式不等式
2025/7/21

1. 問題の内容

2次方程式 x2x+m=0x^2 - x + m = 0 が異なる2つの実数解を持つときの、定数 mm の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 が異なる2つの実数解を持つ条件は、判別式 D=b24ac>0D = b^2 - 4ac > 0 であることです。
与えられた2次方程式 x2x+m=0x^2 - x + m = 0 について、 a=1a=1, b=1b=-1, c=mc=m です。
判別式 DD を計算すると、
D=(1)24(1)(m)=14mD = (-1)^2 - 4(1)(m) = 1 - 4m
異なる2つの実数解を持つためには、D>0D > 0 である必要があるので、
14m>01 - 4m > 0
4m>1-4m > -1
m<14m < \frac{1}{4}
したがって、mm の値の範囲は m<14m < \frac{1}{4} となります。

3. 最終的な答え

m<14m < \frac{1}{4}

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