問題1: (1) 2点 $A(-1, 3)$、$B(3, 1)$ について、線分 $AB$ を $2:1$ に内分する点 $P$ の座標を求める。 (2) 線分 $AB$ を $1:2$ に外分する点 $Q$ の座標を求める。 問題2: 点 $A(4, 2)$ に関して、点 $P(1, 1)$ と対称な点 $Q$ の座標を求める。

幾何学座標平面内分点外分点対称点中点
2025/7/22
はい、承知いたしました。数学の問題を解いていきます。

1. 問題の内容

問題1:
(1) 2点 A(1,3)A(-1, 3)B(3,1)B(3, 1) について、線分 ABAB2:12:1 に内分する点 PP の座標を求める。
(2) 線分 ABAB1:21:2 に外分する点 QQ の座標を求める。
問題2:
A(4,2)A(4, 2) に関して、点 P(1,1)P(1, 1) と対称な点 QQ の座標を求める。

2. 解き方の手順

問題1:
(1) 線分 ABAB2:12:1 に内分する点 PP の座標は、内分点の公式を用いて計算します。
PPxx 座標は、
x=1(1)+232+1=1+63=53x = \frac{1 \cdot (-1) + 2 \cdot 3}{2 + 1} = \frac{-1 + 6}{3} = \frac{5}{3}
PPyy 座標は、
y=13+212+1=3+23=53y = \frac{1 \cdot 3 + 2 \cdot 1}{2 + 1} = \frac{3 + 2}{3} = \frac{5}{3}
したがって、点 PP の座標は (53,53)(\frac{5}{3}, \frac{5}{3}) です。
(2) 線分 ABAB1:21:2 に外分する点 QQ の座標は、外分点の公式を用いて計算します。
QQxx 座標は、
x=2(1)+1312=2+31=51=5x = \frac{-2 \cdot (-1) + 1 \cdot 3}{1 - 2} = \frac{2 + 3}{-1} = \frac{5}{-1} = -5
QQyy 座標は、
y=23+1112=6+11=51=5y = \frac{-2 \cdot 3 + 1 \cdot 1}{1 - 2} = \frac{-6 + 1}{-1} = \frac{-5}{-1} = 5
したがって、点 QQ の座標は (5,5)(-5, 5) です。
問題2:
AA が線分 PQPQ の中点であるので、中点の公式を利用します。
QQ の座標を (x,y)(x, y) とすると、
A(4,2)=(1+x2,1+y2)A(4, 2) = \left( \frac{1 + x}{2}, \frac{1 + y}{2} \right)
したがって、
1+x2=4\frac{1 + x}{2} = 4 より 1+x=81 + x = 8 なので x=7x = 7
1+y2=2\frac{1 + y}{2} = 2 より 1+y=41 + y = 4 なので y=3y = 3
よって、点 QQ の座標は (7,3)(7, 3) です。

3. 最終的な答え

問題1:
(1) 点 PP の座標: (53,53)(\frac{5}{3}, \frac{5}{3})
(2) 点 QQ の座標: (5,5)(-5, 5)
問題2:
QQ の座標: (7,3)(7, 3)

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