三角形ABCにおいて、$AB=4$, $AC=5$, $\cos A = -\frac{1}{5}$である。 (1) 三角形ABCの面積を求める。 (2) 辺BCの長さを求める。

幾何学三角形面積余弦定理三角比
2025/7/22

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、AB=4AB=4, AC=5AC=5, cosA=15\cos A = -\frac{1}{5}である。
(1) 三角形ABCの面積を求める。
(2) 辺BCの長さを求める。

2. 解き方の手順

(1) 三角形ABCの面積を求める。
まず、sinA\sin Aの値を求める。sin2A+cos2A=1\sin^2 A + \cos^2 A = 1より、
sin2A=1cos2A=1(15)2=1125=2425\sin^2 A = 1 - \cos^2 A = 1 - (-\frac{1}{5})^2 = 1 - \frac{1}{25} = \frac{24}{25}
0<A<π0 < A < \piであるので、sinA>0\sin A > 0である。
sinA=2425=265\sin A = \sqrt{\frac{24}{25}} = \frac{2\sqrt{6}}{5}
三角形ABCの面積Sは、
S=12ABACsinA=1245265=46S = \frac{1}{2} AB \cdot AC \cdot \sin A = \frac{1}{2} \cdot 4 \cdot 5 \cdot \frac{2\sqrt{6}}{5} = 4\sqrt{6}
(2) 辺BCの長さを求める。
余弦定理より、
BC2=AB2+AC22ABACcosA=42+52245(15)=16+25+8=49BC^2 = AB^2 + AC^2 - 2 \cdot AB \cdot AC \cdot \cos A = 4^2 + 5^2 - 2 \cdot 4 \cdot 5 \cdot (-\frac{1}{5}) = 16 + 25 + 8 = 49
BC>0BC > 0より、
BC=49=7BC = \sqrt{49} = 7

3. 最終的な答え

(1) 464\sqrt{6}
(2) 7

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