直方体があり、AB = 6cm, AD = 5cm, AE = 4cmである。 問1: 直方体の表面積を求める。 問2: 三角錐 AEFH の体積を求める。 問3: 辺 AB 上を動く点を P とし、辺 CD 上に AD // PQ となる点 Q をとる。 (1) 三角柱 AEPDHQ の体積が、三角錐 BCFP の体積の9倍となるとき、線分 AP の長さを求める。 (2) 点Pを辺ABの中点とすると、FP=5cmである。また、辺FG上に点Rをとる。2つの線分ER、RQの長さの和ER+RQが最小となるとき、△EFRの面積と四角形FRQPの面積の和を求める。

幾何学立体図形直方体表面積体積三角錐空間図形平面図形
2025/7/22
はい、承知いたしました。問題を解いていきます。

1. 問題の内容

直方体があり、AB = 6cm, AD = 5cm, AE = 4cmである。
問1: 直方体の表面積を求める。
問2: 三角錐 AEFH の体積を求める。
問3: 辺 AB 上を動く点を P とし、辺 CD 上に AD // PQ となる点 Q をとる。
(1) 三角柱 AEPDHQ の体積が、三角錐 BCFP の体積の9倍となるとき、線分 AP の長さを求める。
(2) 点Pを辺ABの中点とすると、FP=5cmである。また、辺FG上に点Rをとる。2つの線分ER、RQの長さの和ER+RQが最小となるとき、△EFRの面積と四角形FRQPの面積の和を求める。

2. 解き方の手順

問1:直方体の表面積
直方体の表面積は、各面の面積を足し合わせたものです。
各面の面積は、以下の通りです。
上面と底面: 6cm×5cm=30cm26cm \times 5cm = 30cm^2
側面(手前と奥): 6cm×4cm=24cm26cm \times 4cm = 24cm^2
側面(左右): 5cm×4cm=20cm25cm \times 4cm = 20cm^2
したがって、表面積は 2×(30+24+20)=2×74=148cm22 \times (30 + 24 + 20) = 2 \times 74 = 148cm^2
問2:三角錐 AEFH の体積
三角錐 AEFH の体積は、直方体の頂点 A, E, F, H を結んだものです。
これは、底面を三角形 AEF, 高さを AH とする三角錐と見なせます。
三角形 AEF の面積は、12×AE×AF=12×4cm×6cm=12cm2\frac{1}{2} \times AE \times AF = \frac{1}{2} \times 4cm \times 6cm = 12cm^2
ただし、AFは間違っていて、AEFを底面とするなら底面積は12×AE×AD=12×4cm×5cm=10cm2\frac{1}{2} \times AE \times AD= \frac{1}{2} \times 4cm \times 5cm = 10cm^2となります。
高さをABとみなして4cm×5cm×6cm÷6=20cm34cm \times 5cm \times 6cm \div 6 = 20 cm^3となります。
よって、三角錐 AEFH の体積は 4cm×5cm×6cm/6=20cm34cm \times 5cm \times 6cm /6 = 20cm^3
問3:
(1) AP の長さを x とすると、PB = 6 - x
三角柱 AEPDHQ の体積は AEPD×AE=x×5×4=20xAEPD \times AE = x \times 5 \times 4 = 20x
三角錐 BCFP の体積は 12×(6x)×5×4=10(6x)\frac{1}{2} \times (6-x) \times 5 \times 4 = 10(6-x)
三角柱 AEPDHQ の体積が、三角錐 BCFP の体積の9倍なので 20x=9(10(6x))20x = 9(10(6-x))
20x=90(6x)    20x=54090x    110x=54020x = 90(6-x) \implies 20x=540-90x \implies 110x = 540
x=540110=5411x = \frac{540}{110} = \frac{54}{11}
(2) 点 P は AB の中点なので、AP=PB=3cmAP = PB = 3cm, FP=5cmFP = 5cm。点 R は FG 上にある。
ER + RQ が最小となるのは、E, R, Q が一直線上にあるとき。
E, R, Q が一直線上にあるとき、ER + RQ = EQ
点 Q の座標は、(3, 5, 4)。点 E の座標は (0, 0, 0)。
E を原点とした座標系で考える。
R は FG 上なので、(6, y, 4) と表せる。
直線 ER の式は y = (y/6)x であり、直線 RQ の式は ... (計算略)
最小となる R の座標を求めるのは困難なため、別の方法を検討する。
E から xy 平面に垂線を下ろし、その足E'とQからxy平面におろした垂線の足Q'を結び、さらにE'Q'を線分にすると、線分ER+RQの長さが最小になるのは、E,R,Qが一直線上に並ぶときである。この時ER+RQ=EQとなる。E(0,0,0)であり、Q(3,5,4)である。Rは辺FG上にあり、FGはxy平面上でy=5, z=4である。したがって、Rは(x,5,4)と表せる。
RをE'Q'上に置くと、その長さが最小になる。

3. 最終的な答え

問1: 148 cm^2
問2: 20 cm^3
問3 (1): 54/11 cm
問3 (2): 計算中

「幾何学」の関連問題

図に示された点Aから点Dの座標を答える問題です。図の情報が不足しており、座標を特定できません。しかし、ここでは仮の座標軸を設定して回答を生成します。座標軸の目盛り間隔は1とし、原点を(0,0)とします...

座標座標平面
2025/7/23

問題文の空欄(ア、イ、ウ、エ)に、選択肢(1. x軸、2. y軸、3. 原点、4. 座標軸)から適切なものを当てはめる問題です。

座標平面座標軸x軸y軸
2025/7/23

(1) 縦 $5x$ cm、横 $2x$ cm の長方形の紙が8枚ある。図のア、イのように並べた時、色のついた部分の面積はどちらが何 cm$^2$ 大きいか答える。 (2) 一辺 $a$ cm の正方...

面積長方形正方形扇形代数
2025/7/23

(1) 縦5x cm、横2x cmの長方形の紙が8枚ある。図のように並べたとき、色のついた部分の面積が(ア)と(イ)のどちらが大きいか、そして何 $cm^2$ 大きいかを答える。 (2) 右の図のよう...

面積長方形正方形半円図形
2025/7/23

半径1の円に内接する正八角形がある。 (1) 正八角形の面積を求める。 (2) 正八角形の一辺と円で囲まれた半月形の部分の面積を求める。

正多角形面積三角関数余弦定理
2025/7/23

直径が28cmの丸太から、切り口が出来るだけ大きな正方形の角材を切り取るとき、その正方形の1辺の長さを求めよ。

正方形内接三平方の定理
2025/7/23

直角三角形ABCにおいて、$AB=2$, $BC=\sqrt{3}$, $AC=1$のとき、$\cos C$を求めます。

三角比直角三角形cos辺の比
2025/7/23

直角三角形ABCにおいて、AB=3, BC=4, AC=5であるとき、cos Cの値を求めよ。

三角比直角三角形余弦
2025/7/23

直角三角形ABCにおいて、AB = $\sqrt{2}$, BC = 1, AC = 1 のときの $\cos B$ の値を求めよ。

三角比直角三角形cos三平方の定理
2025/7/23

直角三角形ABCにおいて、$AB=4$, $BC=\sqrt{7}$, $AC=3$のとき、$\sin C$の値を求めよ。

三角比直角三角形ピタゴラスの定理sin
2025/7/23