図のように、辺AC上にAB=AHとなるように点Hをとる。AF=3cm、四角形ABCDの面積が56cm²であるとき、次の問いに答える。 (1) 線分AGの長さは何cmか。 (2) 線分BDの長さは何cmか。 (3) △AHGの面積は何cm²か。
2025/7/22
1. 問題の内容
図のように、辺AC上にAB=AHとなるように点Hをとる。AF=3cm、四角形ABCDの面積が56cm²であるとき、次の問いに答える。
(1) 線分AGの長さは何cmか。
(2) 線分BDの長さは何cmか。
(3) △AHGの面積は何cm²か。
2. 解き方の手順
(1)
まず、AB=AHなので、△ABHは二等辺三角形である。図形から、相似な三角形を見つける。△AFEと△AGDが相似であることを利用する。
△AFE ∽ △AGD であるから、
ここで、四角形EFGHは正方形であることが見てわかる。なぜなら、∠AEF,∠EHG,∠HGA,∠GAFがすべて直角だからである。つまり、とは、でもある。
△AFEと△ABCは相似である。
△AGDと△AHCは相似である。
AB=AHであるから、△AFEと△AGDは合同である。
よって、AF=AGである。
AF=3cmより、AG=3cmである。
(2)
四角形ABCDの面積は56cm²である。△ABCと△ADCの面積の和が四角形ABCDの面積である。
△AFE, △AGD, △EHB, △GHCは合同である。
よって、四角形ABCDの面積は、正方形EFGHの面積+4\*△AFEの面積となる。
四角形ABCD = 正方形EFGH + 4\*△AFE
正方形EFGHの面積をとする。△AFEの面積はである。
したがって、
BDは正方形の対角線なので、cm
(3)
△AHGの面積を求める。AG=3cm、AH=3cm, ∠GAH = 90°なので、
△AHG =
3. 最終的な答え
(1) 線分AGの長さは3cm
(2) 線分BDの長さはcm
(3) △AHGの面積は4.5cm²