まず、行列式を計算するにあたり、性質を利用します。
第1列に関して余因子展開を行うと、第3,4,5行の成分が全て0なので、以下のようになります。
32000560001073029120−1125−6=3⋅600007309120125−6−2⋅500017302120−125−6 次に、それぞれの4x4行列について、第1列に関して余因子展開を行います。
600007309120125−6=6⋅73012025−6 500017302120−125−6=5⋅73012025−6 よって、元の行列式は以下のようになります。
3⋅6⋅73012025−6−2⋅5⋅73012025−6=(18−10)⋅73012025−6=8⋅73012025−6 最後に3x3行列の行列式を計算します。第3行に関して余因子展開を行います。
73012025−6=−6⋅7312=−6⋅(7⋅2−1⋅3)=−6⋅(14−3)=−6⋅11=−66 したがって、元の行列式は
8⋅(−66)=−528