与えられた数(16, 144, 300)について、正の約数の個数をそれぞれ求める。

数論約数素因数分解整数の性質
2025/7/22

1. 問題の内容

与えられた数(16, 144, 300)について、正の約数の個数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

数の約数の個数を求めるには、まず素因数分解を行う。その後、素因数分解の結果を用いて約数の個数を計算する。
(1) 16の場合
16を素因数分解すると、16=2416 = 2^4 となる。
約数の個数は、素数の指数に1を足したものを掛け合わせることで求められる。
この場合、約数の個数は 4+1=54+1 = 5 個。
(2) 144の場合
144を素因数分解すると、144=24×32144 = 2^4 \times 3^2 となる。
約数の個数は、各素数の指数に1を足したものを掛け合わせることで求められる。
この場合、約数の個数は (4+1)×(2+1)=5×3=15(4+1) \times (2+1) = 5 \times 3 = 15 個。
(3) 300の場合
300を素因数分解すると、300=22×31×52300 = 2^2 \times 3^1 \times 5^2 となる。
約数の個数は、各素数の指数に1を足したものを掛け合わせることで求められる。
この場合、約数の個数は (2+1)×(1+1)×(2+1)=3×2×3=18(2+1) \times (1+1) \times (2+1) = 3 \times 2 \times 3 = 18 個。

3. 最終的な答え

(1) 16の正の約数の個数は5個。
(2) 144の正の約数の個数は15個。
(3) 300の正の約数の個数は18個。

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