(3) 円周上に4点A, B, C, Dがあり、直線AB, CDの交点をPとする。PA=12, PB=5, CD=4であるとき、PCの長さを求めよ。

幾何学方べきの定理線分二次方程式
2025/4/4
## 解答

1. 問題の内容

(3) 円周上に4点A, B, C, Dがあり、直線AB, CDの交点をPとする。PA=12, PB=5, CD=4であるとき、PCの長さを求めよ。

2. 解き方の手順

方べきの定理を利用する。
方べきの定理より、PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PD が成り立つ。
PA=12PA = 12, PB=5PB = 5, CD=4CD = 4 より、PD=PC+CD=PC+4PD = PC + CD = PC + 4 である。
したがって、
125=PC(PC+4)12 \cdot 5 = PC \cdot (PC + 4)
60=PC2+4PC60 = PC^2 + 4PC
PC2+4PC60=0PC^2 + 4PC - 60 = 0
この2次方程式を解く。
(PC+10)(PC6)=0(PC + 10)(PC - 6) = 0
PC=10,6PC = -10, 6
PCは長さなので正の値である。

3. 最終的な答え

PC = 6

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