四角形ABCDにおいて、対角線の交点によってできる角度の一部と、角B、角Cが与えられています。角Dの角度$x$を求める問題です。

幾何学四角形内角の和三角形円周角中心角二等辺三角形
2025/4/13
## (4)の問題

1. 問題の内容

四角形ABCDにおいて、対角線の交点によってできる角度の一部と、角B、角Cが与えられています。角Dの角度xxを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、四角形の内角の和は360度であることを利用します。
また、三角形の内角の和は180度であることを利用します。
四角形ABCDの内角の和は360度なので、
A+B+C+D=360\angle A + \angle B + \angle C + \angle D = 360^\circ
B=85\angle B = 85^\circ
C=45\angle C = 45^\circ
D=x\angle D = x
したがって、A\angle Aの角度を求める必要があります。
ABD\triangle ABDにおいて、ADB=45\angle ADB=45^\circであるから、DAB=1804545=90\angle DAB=180-45-45=90^\circ
DAB=90\angle DAB=90^\circ
したがって、A=90\angle A = 90^\circ
よって、
90+85+45+x=36090 + 85 + 45 + x = 360
220+x=360220 + x = 360
x=360220x = 360 - 220
x=140x = 140

3. 最終的な答え

x=140x = 140^\circ
## (6)の問題

1. 問題の内容

円周上に点A, B, Cがあり、円の中心をOとします。円周角BAC=50\angle BAC = 50^\circが与えられているとき、OBC=x\angle OBC = xを求める問題です。

2. 解き方の手順

円周角の定理より、円周角BAC\angle BACに対する中心角BOC\angle BOCは、BAC\angle BACの2倍です。
BOC=2×BAC=2×50=100\angle BOC = 2 \times \angle BAC = 2 \times 50^\circ = 100^\circ
次に、OBC\triangle OBCに注目します。Oは円の中心なので、OB=OCOB = OCとなり、OBC\triangle OBCは二等辺三角形です。二等辺三角形では、底角の角度は等しくなります。つまり、OBC=OCB=x\angle OBC = \angle OCB = xです。
OBC\triangle OBCの内角の和は180度なので、
BOC+OBC+OCB=180\angle BOC + \angle OBC + \angle OCB = 180^\circ
100+x+x=180100^\circ + x + x = 180^\circ
2x=1801002x = 180^\circ - 100^\circ
2x=802x = 80^\circ
x=802x = \frac{80}{2}
x=40x = 40^\circ

3. 最終的な答え

x=40x = 40^\circ

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